お知らせ

第40回岐阜大学フォーラムを開催しました

第40回 岐阜大学フォーラム
  「アカデミックリサーチオーガニゼーション(ARO)体制整備の現状と課題
    Present state and scope of Academic Research Organization」

福島 雅典氏
福島 雅典氏

 多数のご参加ありがとうございました。

 福島雅典氏は,「アカデミックリサーチオーガニゼーション(ARO)体制整備の現状と課題」と題して,ライフサイエンス・イノベーション創出の原理と枠組みや日本が世界最強のイノベーション立国に向けてどうしていくべきかなどをご講演されました。
 講演の中では,イノベーション創出のための大学改革の5箇条として,『特許なくしてイノベーションなし。薬事法に基づかずして承認なし。マネジメントなくして開発なし。経済的自立なくして発展なし。グローバル化なくして将来なし。』の項目を述べられ,最後に,「『日本版NIH(NIH:アメリカ国立衛生研究所)』創設成功のためには,ITソリューションが鍵となりますが,まずは,大学・研究機関での研究の一元管理が必要です。一元管理を行うために,各研究室で行われている研究の棚卸しをし,これが全部一元的に管理できるかできないかで,サイエンスが進歩するかどうかが決まります」と聴講者に伝えました。


第40回岐阜大学フォーラムポスター

  • 日 時 : 平成26年5月20日(火) 16時~17時15分
  • 場 所 : 岐阜大学講堂





基調講演

『アカデミックリサーチオーガニゼーション(ARO)体制整備の現状と課題
    Present state and scope of Academic Research Organization』


     (公財)先端医療振興財団臨床研究情報センター センター長 兼 研究事業統括
          京都大学名誉教授

          講師 :福 島 雅 典 氏

 第2次安倍内閣によって平成25年6月14日に発せられた「日本再興戦略」の65ページには,医薬品,医療機器開発,再生医療研究を加速させる規制,制度改革の一環として,「『日本版NIH 』の創設に向けた検討とも整合した形で,(中略),ARO(多施設共同研究を始めとする臨床研究・治験を実施,支援する機関)構築により,ニーズを踏まえた高度かつ専門的な臨床研究や治験の実施体制を整備する」と明記されている。
(「日本再興戦略」:http://www5.cao.go.jp/keizai2/keizai-syakai/k-s-kouzou/shiryou/k-s-10kai/pdf/8-1.pdf)
 わが国におけるトランスレーショナルリサーチを推進する基盤整備とARO構築の歴史と実績,そして展望について紹介する。

2014.05.23

アイコンの詳細説明

  • 内部リンク
  • 独自サイト
  • 外部リンク
  • ファイルリンク