４月２４日（木），駐日ハンガリー特命全権大使セルダヘイ・イシュトヴァーン閣下が，岐阜県ハンガリー友好協会の山田實紘会長及び纐纈春彦理事とともに本学を訪問され，森脇久隆学長，鈴木文昭理事（国際・広報担当），竹内豊英留学生センター長及び嶋睦宏工学部教授（本学におけるパンノン大学連絡調整者）と懇談しました。
　今回の同大使の訪問は，上述のパンノン大学フリードラー学長による本学との交流を積極的に行いたいとの意向を伝えることが主な目的で，同協会の仲介により実現したものです。

　懇談では，同大学が本学との交流促進を強く望んでいること，本学からの提案があれば受け入れる用意があることが交流案及び各種資料を下に伝えられました。また，本学の学生や研究者の同大学への受入れにあたっては，ハンガリー政府による経済的支援制度が活用できるとの情報も提供されました。

　これを受けて，森脇学長は，本学が今後，これまで以上に国際展開に力をいれる方針の下，より多くの学生や研究者を海外へ派遣するため本格的に動き始めているところであり，パンノン大学ともぜひ活発に交流したいと述べました。また，鈴木理事からも，現在，パンノン大学を含めた本学の各学術交流協定大学に更なる交流促進の可能性について照会中であることが付け加えられました。

　今回の懇談では，相互の研究者交流・学生交流の促進に向けての意思が確認され，そのためにどのような交流ができるか，またどのように進めていくかについて，活発な意見交換が行われました。そして，今後は，双方の担当者間で，更なる交流拡大の実現に向けた具体的な内容について検討することができるよう，同大使からパンノン大学長に伝えていただくこととなり，両大学にとって大変有意義な方向付けとなる懇談となりました。