４月１６日（水），工学部の吉田准教授が，森脇学長，鈴木理事（国際・広報担当）及び福士理事（学術研究・情報担当）に，「東ティモール大学工学部支援プロジェクト」（協力期間：2006年4月～2010年3月）及び同プロジェクトの第２フェーズである現プロジェクト「東ティモール大学工学部能力向上プロジェクト」（協力期間：2011年2月～2015年1月終了予定）について，同プロジェクトのこれまでの経緯，説明及び報告等を行いました。

　前者は，東ティモール大学工学部の教官の基礎的な指導能力を向上させること，後者は同大学工学部が適切な管理運営のもとで質の高い教育を提供できるようにすることが目的であり，本学は，吉田准教授を中心に，同プロジェクトの電気電子工学科の支援を担当しています。

　今回の報告会には，工学部副学部長の野々村教授，吉田准教授と共にこのプロジェクトを支援している工学部の王准教授及び高橋助教，そしてこれらのプロジェクトが縁となり本学工学研究科に在籍している東ティモールの留学生カンシオ氏（博士課程）及びアラウジョ氏（修士課程）も出席しました。

　吉田准教授による同プロジェクトの説明及び報告等の後，森脇学長，鈴木理事，福士理事らとともに，東ティモール大学の教育の現状や同プロジェクト支援状況について質問・提案等の活発な意見交換が行われ，大学として今後JICAプロジェクト等の本学としての国際貢献事業への協力の在り方について，検討していくこととしました。