１１月１９日（火）から２９日（金）までの間，ＧＵＬＩＰ（岐阜大学長期インターンシッププログラム）の中間発表会を開催しました。

　ＧＵＬＩＰ（岐阜大学長期インターンシッププログラム）は，学部や学年の異なる学生達がチームを編成し，企業から出された課題を検討し，解決策を提案するＰＢＬ型インターンシップです。去る８月２日（金）に開講式を行って始まり，夏休み中に１週間程度、企業等での研修と課題の提示を受けました。その後，企業担当者と連絡を取りつつ，学内で解決策を検討して，今回の中間発表を行う運びとなりました。

　中間発表は，チームを受け入れた企業関係者の都合により，開催日が数日にわたっての開催となりました。２１日（木）の岐阜大学チームとＩＴ企業のチームの中間発表会では，企業関係者のほか，ＧＵＬＩＰの他のチームや大学関係者，約３０名の参加を得て，各チーム２時間の持ち時間で，チームの挨拶，プレゼン，企業や視聴者からの質疑応答が行われました。

　まず始めに，学生からの挨拶と，『授業のない時間になにかしたかったから』『就職につながることをしたかった』『他の人と異なることをしたかった』等の動機や，『企業の方から直に指導を受けられた』『学校と違う世界を見ることができた』等の感想が述べられました。学生達は，開始前に『プレゼンは授業で学んだけれど，企業関係者の前で行うのはプレッシャーを感じる』『卒論でプレゼンをしたが，これほど長い時間を行うのは初めて…』等と緊張していました。また，終了後には，企業関係者から，『大変よくできたが，指摘した点が弱かった』『技巧に走り，テーマが何か，チームでの検討する過程がわからない』等の指摘があったほか，他のチームの学生からも『対象とする顧客層がわからない』『もう一歩踏み込んでより詳細な解決策を示しては』等の多くの質問や提案がありました。

　各チームは，今回の指摘，提案を踏まえて作業を続け，約１ヶ月後に予定される最終発表会に望むことになります。