３月２６日～２９日に，「New York Global Young Leaders Summit International Model United Nations 2013 （通称：模擬国連）」がアメリカのニューヨークで開催され，岐阜大学教育学部３年の金武李佳さんが参加しました。
　この模擬国連は，世界中の参加学生がそれぞれ，ある国の大使の役割を演じ，担当国の政策や歴史，外交関係などに照らし合わせて，特定の議題について，実際の国連における会議と同様に議論，交渉する会議で，世界中から約５００人が参加しました。国際問題への理解や交渉術の深化を図ることが目的とされています。金武さんは，モロッコ大使役で参加しました。議論するテーマごとのグループに分かれ，金武さんは，特にエイズと貧困，情報コミュニケーション技術の活用等について議論し，最終的に決議案を作成しました。

　帰国後，４月５日に，金武さんは森学長に，「モロッコについては，事前にモロッコ大使館を訪問し，経済情勢や文化などについて情報収集し，準備をしました。模擬国連では，英語で話すというだけでなく，自分の考えを述べ，議論をするということで，難しい部分もありましたが，他国の学生と交流し，異文化について知る良い機会になりました」と報告しました。
　学長室では，模擬国連の様子など撮影された写真を見ながらの和やかな報告会となりました。