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第48回 岐阜大学フォーラムのご案内

これまでの実施テーマ


 大学の基本は学問にあり,大学活動のすべては学問から派生するものでなければなりません。岐阜大学を活性化するため,優れた学問を発展させてきた一流の研究者による講演会を定期的に開催しています。

第48回 岐阜大学フォーラム「環境ユニバーシティフォーラム」

第48回岐阜大学フォーラムポスター

  • 日 時 : 平成28年11月2日(水) 13時30分~15時00分
  • 場 所 : 全学共通教育講義棟102番講義室
  • 対 象 : 一般市民,学生,教職員
  • 参加費 : 事前申込不要・無料


講 演 13:30~14:30

『バラの遺伝資源を求めて』
~栽培バラのルーツと 希少な野生種を探索する~

     岐阜県立国際園芸アカデミー 学長

          上 田 善 弘 氏

 バラの野生種は,南はエチオピアから北はシベリア,アラスカまで広く北半球の亜熱帯から寒帯にまで分布し,約150種が自生しています。これらのなかから人類は約10種ほどの野生バラをもとに現在,数万品種ともいわれる観賞バラを育成してきました。
 栽培バラの起源は紀元前にさかのぼると思われ,西アジアから小アジアにかけてと中国の2ケ所が起源地と推定されます。そのような栽培バラのルーツを訪ね,起源となった野生バラや古いバラ,さらには珍しい野生バラを探索してきました。
 しかし,これらの遺伝資源も人による環境破壊や人口増による野生植物の棲家の減少により,希少な珍しいものになって来ています。ここでは,これまでのバラ遺伝資源の探索の経緯とともに,人類の未来への遺伝資源保存の重要性について話します。


対 談 14:30~15:00

   上 田 善 弘   ×   福 井 博 一
(岐阜県立国際園芸アカデミー学長) (岐阜大学応用生物科学部長)


問合せ先:

岐阜大学環境対策室 058-293-2117

2016.10.17

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