第36回 岐阜大学フォーラム
多数のご参加ありがとうございました。
小和田 哲男氏は,NHK大河ドラマなどで時代考証をつとめられている中でのお話も交えながら,斎藤道三の国盗り,織田信長の稲葉山城攻め,信長時代の岐阜,信長と禅宗の関係など,信長が美濃の国に入り,天下統一まで夢を膨らませていったことを中心に,戦国時代の岐阜についてお話いただきました。
最後に,「まだ研究していかなければならない面もあるため,地元の方と協力していきたい」と話されました。
第36回 岐阜大学フォーラム
「日本史を変えた戦国時代の岐阜」
- 日 時 : 平成25年5月31日(金) 16時~17時15分
- 場 所 : 岐阜大学 講堂
基調講演
『日本史を変えた戦国時代の岐阜』
講師 :小 和 田 哲 男 氏
静岡大学名誉教授 文学博士
斎藤道三が稲葉山城を拠点に戦国大名の魁の一人となり、道三の孫龍興を逐った織田信長が岐阜城とし、「天下布武」に乗り出した。信長にとって岐阜の地は何だったのか、日本史の中の岐阜の位置付けを試みます。
略歴
- 1944年 静岡市に生まれる
- 1972年 早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了
現在 静岡大学名誉教授,文学博士
専門は日本中世史,特に戦国時代史で,主著『後北条氏研究』『近江浅井氏の研究』のほか,『小和田哲男著作集』などの研究書の刊行で,戦国時代史研究の第一人者として知られている。
1996年NHK大河ドラマ「秀吉」,2006年の「功名が辻」,2009年の「天地人」,2011年の「江~姫たちの戦国~」で時代考証をつとめた。
【関連ファイルダウンロード】
- 第36回岐阜フォーラムポスター(PDF:56KB)
問合せ先:総合企画部総務課 TEL:058-293-2004