第26回 岐阜大学フォーラム

東先生

熱心に聴き入る参加者
東先生は,ことばのしくみ,いかに聞き手の情緒の扉を開くかを,政治家の街頭演説を例にしてわかりやすく楽しく話され,参加者は熱心に聴き入っていました。
第26回 岐阜大学フォーラム
『人を動かすことば ~政治家の言語力~』
日 時 | 平成22年6月1日(火) 16時30分~17時45分 |
場 所 |
岐阜大学 講堂 |
講 師 |
東 照 二 氏 (ユタ大学言語文学部 教授) |
講演要旨 |
世の中,人前で話すことに慣れている人,得意な人は多い。政治家は,さしずめ,その代表選手といってもいいだろう。しかしながら,聞き手を強烈に惹きつけ,説得するダイナミックな言語力を持った政治家は,意外と,そう多くいないようだ(あるいは、ほとんどいない?)。 そこで,本発表では,昨年夏の衆議院選挙(総選挙)での政治家たちの街頭演説を主なデータとして,聴衆を惹きつける(惹きつけない)演説のしくみについて考えてみることにする。分析のための道具は,フレーミング(framing),リポート・トーク(report talk),そしてラポート・トーク(rapport talk)といった社会言語学,認知言語学の概念である。政治とはことばであり,コミュニケーションであり,人間同士の相互作用であるという視点を提示してみたい。。 |
備 考 |
申込み不要、入場無料 |
【関連ファイルダウンロード】
- 第26回フォーラムポスター(PDF:149KB)
問合せ先:総務部 総務課