研究・採択情報

環境省「教育機関と連携した地域再エネ導入促進及び地域中核人材育成研修」に 本学の提案したプログラムが採択されました

 2022年12月9日(金)、環境省が高等教育機関に委託して実施する「令和4年度 教育機関と連携した地域再エネ導入促進及び地域中核人材育成研修」の参加機関として、本学(地域協学センター)の提案が採択されました。全国で11の高等教育機関(大学)がそれぞれの教育研究上の強みを生かし、座学と実地研修を組み合わせて、地域に根差した脱炭素人材の育成に当たります。

 本事業は、再生可能エネルギー事業を地域で展開するうえで不足していると言われる、その地域に根差した脱炭素社会の将来像を示して地域内での合意を図り、調整・提案ができる人材を育てるために行うものです。2050年カーボンニュートラル達成という国際目標の実現に向けて、今後もっとも重要となる10年の間に社会の中核的存在となる大学生たちが、地域のステークホルダーと議論しながら提案を作成するプロセスを経験することは、大きな社会的意義があるとともに、大学生自身のキャリアの可能性を大きく開くものとなります。

 本学が提案する研修内容は、包括連携協定を結んでいる山県市が2022年に設置した「山県市脱炭素協議会」と連携して、地域に再生可能エネルギーを導入することで新たに生まれる地域内経済循環をどのようにデザインして地域活性化に結びつけるかを学生ならではの視点で提案するプログラムとなっています。地域協学センターの教員が中心となり、山県市および(株)アール・エ北陸様との協力により、脱炭素協議会の皆さんとの交流、現地研修や先進地視察、提案づくりのワークショップを計画しています。

 岐阜大学は今後も脱炭素社会の実現に向け、教育・研究・社会貢献のすべての側面において地域中核拠点としての役割を果たしてまいります。

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2022.12.22

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