クラウドファンディング『カプセル内視鏡のさらなる改良を目指し、検査の負担軽減のための研究を』を開始
本学工学部 尹 己烈 准教授は、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、磁気によるカプセル内視鏡の位置制御の研究を進めることで、現在より「時間的・身体的・金銭的」に負担を軽減できるカプセル内視鏡検査の実現を目指して、クラウドファンディングプロジェクト「カプセル内視鏡のさらなる改良を目指し、検査の負担軽減のための研究を」を公開しました。380万円を目標に、2022年3月22日(火)から4月28日(木)まで寄付を募ります。
尹准教授は、自身の内視鏡検査の経験をきっかけとして、これまでの2年間で基礎的な研究を進めており、80mm×80mmの空間でのカプセルの位置制御に成功しています。しかし、人体に対して応用する際には、さらに大きな空間での正確な位置制御技術が求められるものの、一般的な研究資金の獲得では次のステップへ進むまでにかなりの時間を要してしまう、との課題があります。
今回のクラウドファンディングでは、迅速な研究資金調達を可能にする手段としてご寄付を募り、人体の外側から胃の内部までを想定したさらに大きな空間(500mm×300mm)で、人工臓器の中を移動させることを目指した研究へ活用し、実用化へ向けた歩みを進めます。
詳細は下記プロジェクトページをご覧ください。

プロジェクト名 | カプセル内視鏡のさらなる改良を目指し、検査の負担軽減のための研究を |
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実施責任者 | 東海国立大学機構 岐阜大学工学部 電気電子・情報工学科 准教授 尹 己烈 |
募集期間 | 令和4年3月22日(火)AM9:00~ 令和4年4月28日(木)PM11:00 |
目標金額 | 3,800,000円 |
プロジェクトページ | ![]() |
※クラウドファンディングとは・・・クラウドファンディング(crowdfunding)とは群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、インターネットを通して自分の活動や夢を発信することで、想いに共感した人や活動を応援したいと思ってくれる人から資金を募るしくみです。