吉田学長が日印経済フォーラムに出席しました
7月2日、インド・デリーで開催された「日印経済フォーラム(Japan-India Economic Forum)」に、吉田和弘学長が出席し、日印間で唯一の大学代表として登壇しました。本フォーラムは、日印首脳会談に合わせて日本貿易振興機構(JETRO)が主催したもので、日本とインドの経済連携強化を目的に、両国の政府機関、経済団体、企業関係者(日本から150社以上インドから80社以上)が一堂に会しました。本学は経済産業省からの要請により参加したものです。当日は、高市早苗内閣総理大臣及びインド共和国のナレンドラ・モディ首相も出席し、両国の協力促進に向けたスピーチや、民間覚書(MOU)の発表等が行われました。
吉田学長は、「インド北東部地域(NER)の産業バリューチェーン構築」をテーマとするセッションに登壇し、インド工科大学グワハティ校(IITG)と岐阜大学が15年以上にわたり進めてきた教育・研究連携について紹介しました。両大学は、食品工学、機械工学、人工知能(AI)など、産業界との関連性が高い分野で国際協働教育を推進してきました。また、2019年には日印間で初かつ現時点で唯一のジョイント・ディグリープログラム(JDP)を開始し、2025年からは文部科学省「大学の世界展開力強化事業」による支援を受け、社会人の学び直しも対象としたマイクロクレデンシャルの開発にも取り組んでいることをプレゼンテーションしました。
また、吉田学長は、北東インド地域の20大学と岐阜大学による連携、産業界及び州政府との連携を通じて、半導体、航空宇宙、再生可能エネルギー、農産加工、ライフサイエンスといった重点分野における共創エコシステムの構築を目指す構想を示しました。本学とIITGが日本と北東インドを結ぶ「架け橋」となり、地域課題の解決と産業振興を同時に実現する新たな国際協力モデルとして、「岐阜大学-IITGモデル」の形成を目指していくことを述べました。
さらに、同セッションで司会を務めた日本貿易振興機構(JETRO)の丸山春花氏は、本学JDPの第1期修了生の一人です。今回のフォーラムでは、岐阜大学とIITGの大学間連携を通じて育った人材が、日印経済連携の国際的な舞台で活躍していることも示されました。
今回のフォーラムへの参加は、岐阜大学が長年にわたり培ってきたインドとの教育・研究連携の成果を、日印両国の政府・経済界に向けて発信する貴重な機会となりました。岐阜大学は今後も、教育・研究・人材育成を通じて日印協力の深化に貢献するとともに、東海国立大学機構の一員として、地域と世界を結ぶ国際連携を一層推進していきます。








