「考えようSDGs!エコ活動啓発ポスター・川柳コンクール」を開催しました
教育学部附属小中学校の児童生徒を対象に毎年実施している「考えようSDGs!エコ活動啓発川柳・ポスターコンクール」を今年も開催しました。
このコンクールは、十六銀行と締結した「環境保全における連携に関する覚書」に基づき、SDGsについて考え、省エネや環境美化、ごみ減量など、身近な視点からエコ活動を啓発することを目的としています。
ポスター部門は今年で15回目を迎え、昨年新設した川柳部門は今回で2回目の募集となりました。厳正な審査の結果、部門ごとに最優秀賞、優秀賞、十六フィナンシャルグループ賞を1作品ずつ選出しました。
12月17日(水)、本学で受賞作品の表彰式を開催しました。表彰式では、受賞した児童生徒一人ひとりに吉田学長から表彰状が、十六銀行の國島執行役員から副賞が手渡されました。吉田学長は次のように述べました。「作品の中に込められた皆さんの思いに触れ、環境について改めて考えさせられました。SDGsへの思いをこれで終わらせず、ぜひ行動に移し、将来に活かして大きく成長してください」國島執行役員は、次の言葉を贈られました。「受賞作品はそれぞれの視点でよく考えられており、私たちでは思いつかない表現もありました。SDGsは大きなテーマですが、一人ひとりの意識と行動が地域全体の環境を守ることにつながります。ぜひ関心を行動に移していきましょう」さらに、西野附属小中学校統括校長は次のようにコメントしました。「受賞作品から、皆さんが学校だけでなく家庭や日常の中で環境について主体的に学び、考えていることが伝わりました。子どもたちは自分で調べ、考えています。学校の学びに社会の実情を重ね、地域と連携しながら社会参画の意識を育てていきたいと思います」
川柳部門で最優秀賞を受賞した3年生の水崎仁琴さんは「魚も人も笑顔になるために、環境を大切にしたいと思い、この作品を考えました」と語りました。ポスター部門で最優秀賞を受賞した7年生の髙井望乃加さんは「中学校のバレーボール部で『ブロック』という技を練習している。その技を地球の環境問題を食い止めることに重ねて、今起こっている問題を解決したいという思いで作品を考えた」と話しました。
受賞作品はこれまで本学の図書館に展示され、地域の方も含め多くの方にご覧いただきました。今後は、十六銀行加納支店で2026年1月7日(水)~20日(火)、十六銀行岐南支店で2026年1月21日(水)~2月3日(火)の期間に展示を予定しています。
本活動が環境について考えるきっかけとなり、エコ活動が広がっていくことを期待しています。
受賞した児童生徒との記念撮影
受賞作品
ポスター部門
川柳部門

水崎 仁琴 さん(3年)
「海のごみ 魚が食べて 人の中」
坂口 凛 さん(9年)
「冷房オフ 母は節約 父無言」
川嶋 玲亜 さん(5年)
「近くなら 車は置いて 歩こうよ」
