第3回 岐阜大学ホームカミングデイを開催しました
2025年11月1日(土)、第3回 岐阜大学ホームカミングデイを開催しました。
本イベントは、岐阜大学に関わるすべてのステークホルダーを対象に、相互の交流と連携を深め、持続可能な関係性の構築および相互支援の促進を目的として実施しており、今年度で3回目の開催となります。当日は、午前に大学全体としてのプログラム、午後には各学部主催による催しが行われました。
午前の部には、本学講堂に208名が来場し、また、YouTubeによる同時配信では100名を超える方々にご視聴いただきました。
はじめに吉田学長から大学の動向について報告があり、続いて、本学の教育研究の発展に寄与した学外者に対して、感謝状の贈呈が行われました。さらに、同窓会連合会会長表彰として、安福嘉則氏(医学部医学科卒業)、亀井正治氏(農学研究科修了)、赤松諒一氏(教育学研究科修了)の3名が表彰されました。
その後、3氏による特別講演が行われました。安福氏は、「"山村の診療所四十年から"-ここに帰る-」と題し、洞戸診療所での多岐にわたるエピソードを紹介され、モノやヒトを含むすべての存在には背景があり、多くの関わりの中で一連の流れとして存在しているという視点についても語られました。亀井氏は、「虫を相手の物造り-昆虫の生理活性物質を用いた駆除剤の開発等-」と題し、ご自身の研究内容や開発に携わった製品の紹介に加え、学生への期待、技術者としての心得について言及されました。赤松氏は、「競技力向上のための研究と実践」と題し、現在取り組んでいるトレーニングや研究内容を紹介されるとともに、今後の展望についてもお話しくださいました。参加者は、各分野で活躍中の演者の貴重なご講演に、熱心に耳を傾けていました。
午後の部は、各学部が企画したシンポジウム、公開講座、研究室見学、パネル展示、交流会など、多彩な催しが行われました。合計356名の方にご参加いただき、卒業生、在学生、教職員などが交流を深める貴重な機会となりました。
岐阜大学校友会は、岐阜大学すべてのステークホルダーとの連携強化を目的に、引き続き活動を継続してまいります。
感謝状受賞者
・感謝状:髙橋睦様、森田浩之様・功労賞:川島光夫様、武内康雄様
・特別功労賞:竹中登一様
第3回 岐阜大学ホームカミングデイ2025(午前の部)