令和7年度宇宙工学講座開講式を行いました
本学地域連携推進本部地域協学センターと工学部附属宇宙利用研究推進センターは、6月22日(日)に令和7年度宇宙工学講座開講式を岐阜かかみがはら航空宇宙博物館で開催しました。本講座は宇宙工学に関する基礎知識を習得し、今後の人工衛星・ロケット・航空産業で活躍する人材育成を、学校を超えた仲間で行う事を目的に開催したもので、岐阜県内の高校生及び高専生らが出席しました(受講者数:16校103名、聴講者数:1校1名)。
受講生は、岐阜大学教員、JAXA等の講師による最先端の宇宙工学に関する教育をオンラインで受講することができ、11月には国立天文台野辺山宇宙電波観測所とJAXA筑波宇宙センターの見学ツアーも予定されています。
開講式では吉田和弘学長からの挨拶にはじまり、江崎禎英岐阜県知事をはじめとする関係機関からの挨拶のほか、宇宙人材育成事業として実施している缶サットプログラムやぎふハイスクールサット(GHS)の活動報告、GHSの愛称発表などが行われました。また、アメリカ航空宇宙局(NASA)アジア代表のAndy Masciola氏よりアルテミス計画をはじめNASAの宇宙に対する取り組みについての講演もあり、参加した生徒からは宇宙に対する興味がますます高まったといった声も聞かれ、好評を博しました。
今後、本講座では、12月13日(土)の閉講式までに全9回の講義が予定されています。
※宇宙工学講座は、ぎふ宇宙プロジェクト研究会の活動として、また岐阜大学の高大連携事業の一環として、各務原市、岐阜県教育委員会、公益財団法人岐阜かかみがはら航空宇宙博物館、独立行政法人国立高等専門学校機構 岐阜工業高等専門学校、一般社団法人岐阜県工業会、中日本航空専門学校、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、Planet Science(France)、川崎重工業株式会社、東海国立大学機構航空宇宙生産技術開発センターの共催・後援・協力の下、実施しています。