学長ブログ

「OKB地域応援私募債(拍手喝債)~地域貢献型~」寄付金贈呈式を終えて

 11月28日(木)、「OKB地域応援私募債(拍手喝債)~地域貢献型~」の寄付金贈呈式に参加いたしました。このたび、株式会社オンダ製作所、株式会社ドリームバンク、株式会社日本タクシー、株式会社ムーンフェイズの4社が私募債を発行し、岐阜大学を支援先に選んでくださいました。この場を借りて、改めて皆様に心より御礼申し上げます。
 私募債についてご存じない方もいらっしゃるかもしれません。私募債は企業が資金を調達するための仕組みですが、今回の「OKB地域応援私募債(拍手喝債)~地域貢献型~」は、調達額の一部を地域の学校や医療機関に寄付する仕組みを加えた、非常に意義深い社会貢献の形です。大垣共立銀行の後藤常務執行役員が贈呈式で述べられたとおり、「地域と人類の課題解決に向けて取り組む岐阜大学のビジョン」に共感していただき、この取り組みが実現しました。
 近年、物価高騰や厳しい財政状況の中で、大学運営には多くの課題があります。しかし、このような温かいご支援は、私たちにとって何よりも励みになります。いただいた寄付金は、学生たちの奨学金や教育・研究活動の充実に役立ててまいります。また、支援してくださった企業の皆様とは、これを機にさらに深い連携を進めていきたいと考えています。
 岐阜大学は、「地域活性化の中核拠点」として、地域の皆様とともに発展を目指す大学です。今回の寄付を糧に、さらなる教育・研究の充実、そして地域社会との共生に向けた歩みを進めてまいります。
 最後になりますが、この貴重なご縁を結んでくださった大垣共立銀行の皆様、私募債を発行いただいた4社の皆様に改めて感謝申し上げます。そして、岐阜大学を応援してくださるすべての皆様に、これからも変わらぬご支援をお願い申し上げます。

左から 後藤勝利常務執行役員、吉田和弘学長
集合写真