岐阜大学は、令和6年1月11日（木）に広島大学の越智光夫学長を講師としてお迎えし、部局長ら以上を対象とした講演会を開催しました。
　まず始めに、広島大学出身者である岐阜大学の吉田和弘学長より、本会開催にあたって越智学長へ感謝の気持ちを述べるとともに開催の挨拶が行われました。
　次に、越智学長より地域中核戦略に関する講演が行われました。講演は「地域に愛され、世界から選ばれる大学に -大学改革と地域共創の取組を通じて-」と題して、広島大学における卓越な取組とその成果等について熱心に講演されました。広島大学の先進的な研究と教育プログラムに関する情報は、岐阜大学の教職員にとって非常に興味深いものでした。越智学長は、グローバルな視野を持ちながらも、地域社会への深い関与を大切にする広島大学の姿勢についても語られました。その後の質疑応答では、それぞれの大学が地域の中核大学として社会に貢献していくためにどのようなことができるかなど、活発に意見交換が行われました。
　講演会終了後には、越智学長と吉田学長が「航空宇宙生産技術開発センター」と「糖鎖生命コア研究所」を訪れ、施設見学を行いました。それぞれの施設では、担当教員より最新の研究やプロジェクトについて紹介し、本学の先端技術と研究分野を知っていただく機会となりました。
　今後も両大学の発展と協力がますます進展していくことを期待しています。