岐阜大学の学生チーム「iGEM Gifu」が、11月2日（木）～11月6日（月）にフランスのパリで開催される、学生を主体とした合成生物学の世界大会「iGEM 2023」に出場します。
　「iGEM(International Genetically Engineered Machine competition）」は、2004年からマサチューセッツ工科大学生物工学分野の学部学生教育の一環として始められたもので、世界中の大学生が組換えDNA技術を用いた独自のアイデアで研究を実施し、その成果発表を競う大会として開催されています。
　「iGEM Gifu」は、本大会に向けて「薬剤耐性菌に対する新たな治療法の開発」をテーマに研究開発を行ってきました。そして、大会当日にはその成果を英語で口頭発表します。
　10月26日（木）には、「iGEM Gifu」の応用生物科学部１・２年生メンバー６名が学長室を訪問しました。チームリーダーの今川さんは「薬剤耐性菌への新たな対抗法の開発などを通じて合成生物学を発展させていきたい。大会では入賞を目指して頑張ります」と大会出場にかける意気込みを熱く語りました。吉田学長は「学部１・２年生からチームで専門的な研究活動に取り組まれ大変素晴らしい。上位入賞に向けてぜひとも頑張ってください」と激励しました。