学長ブログ

産学金官連携人材育成・定着プロジェクト「成果発表会」を開催しました

 本学は,2月2日(木),「産学金官連携人材育成・定着プロジェクト」の一環として,工学部の学生及び地域協学センター教員等による成果発表会を,本学講堂において対面とオンラインで開催しました。対面での開催は3年ぶりに実施することができました。
 「産学金官連携人材育成・定着プロジェクト」とは,岐阜県,産業界,大学,さらには金融機関が連携し,県内企業の高度技術者等の確保・育成及び定着を支援し,地域経済の活性化を図ることを目的とするものです。
 本プロジェクトの一環として,工学部の学生は授業科目「機械工学創造演習」において,グループごとに県内企業による講義や実習に参加しました。また,本学が推進する「次世代地域リーダー育成プログラム」の科目の一つで,地域協学センターが開講する「地域産業と企業戦略入門:岐阜の企業を知る」を受講した学生は,県内企業で活躍する若手社員の方々を取材し,企業紹介のレポートを作成しました。
 発表会では,産学金官連携人材育成・定着プロジェクト推進協議会長である株式会社ナベヤの岡本知彦代表取締役社長から「県内には魅力ある企業,面白い企業がたくさんあるということを学びながら体験してもらうのがこのプログラム。ぜひ県内企業に就職していただきたい」と挨拶がありました。また,松尾清一東海国立大学機構長からは「学生が地域の企業に行って実際の活動を見て,学んでいることがどう役に立つのか,何を勉強したら良いのかに気づくことができ,素晴らしい取り組みだと思う。岐阜県とたくさんの地元企業から支援をいただいて成り立っている事業であり御礼申し上げます」,本学吉田和弘学長からは「実習を通じて学生はものづくりの楽しさ・難しさへの理解を深めると同時に,県内企業の技術の高さ,そこに働く人々の温かさや生きがいを認識できたのではないか。コロナ禍で活動が制限されている中で,実習に行かせていただき感謝しています」と挨拶がありました。
 続いて全部で28の学生グループ等がこれまでの取り組みで得られた成果について発表(スライドショーによるプレゼンテーション)を行い,学生からは「岐阜県内の企業活動を知るよい機会であった」などと肯定的な振り返りがありました。 本学は今後も,本プロジェクトを通して,大学,県,産業界,金融機関等が一丸となって,地域・地元産業界の課題解決に向けて行動できる人材の育成,確保,定着を推進し,地域・地元産業界の活性化に貢献していきます。

岡本知彦 会長
岡本知彦 会長
松尾清一 機構長
松尾清一 機構長
吉田和弘 学長
吉田和弘 学長
学生が発表をしている様子
学生が発表をしている様子

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2023.02.10

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