岐阜大学公開講座「第8回 幻の技術・木目金製アクセサリーの製作体験!」のご案内
第8回 幻の技術・木目金製アクセサリーの製作体験!
金属は磨くことで光沢が得られるなど,他の素材にはない特徴をもっています。そのため,古くから装飾品用の素材として広く利用されていますが,硬いため加工が難しい一面も持っています。しかし,道具や熱処理を上手く扱うことができれば,手作業で加工を行うことも比較的容易です。
本公開講座では,金属加工の基本となる「切る」,「削る」,「磨く」,「曲げる」作業によって腕輪や指輪などのアクセサリー製作を行います。素材には,異なる金属を接合することで独特の模様が生じる杢目金※を用います。
※杢目金について
杢目金(木目金)は,江戸時代頃に日本で考案された伝統的な金属加工の一つです。一時は,その製法が失われ「幻の技術」とされていましたが,現在ではその製法が復活し,国内外で杢目金製の製作物が製作されています。
【実施日時】2023年12月23日(土) 9:30~13:30前後
【実施場所】岐阜大学教育学部 美術・技術棟 金属加工実験室
住所:岐阜市柳戸1-1,JR岐阜駅/名鉄岐阜駅よりバスで約30分
アクセス方法は こちらをご覧ください。
【講 師】教育学部技術教育講座 准教授 中田隼矢
【参 加 料】 500円(保険代及び材料費として)
【対 象 者】 高校生
【定 員】3名
【製 作 物】 銅合金製杢目金の指輪,あるいは小さなアクセサリー(製作した物はお持ち帰り下さい)
お申込み方法
申込フォームよりお申し込み下さい。申込期限は12月17日(日)までとなります。定員を超えるお申込みがあった場合は,抽選となります(抽選結果は12月18日(月)にご案内します)。
備考
- 本公開講座は,年内に複数回の実施を予定しています。
- 保護者含め付き添いの方は作業に同席できません。
- 作業中の写真を大学の教育や広報活動で利用させていただく場合があります。その際の写真は,個人が特定できないよう処理を施し用います。
実習参加時の注意点 ※これらを満たしていない場合は,実習に参加できません。
- 安全性確保のため長袖・長ズボンを着用し,足下の素肌が露出しないよう丈の長い靴下を着用下さい。
- 転倒防止のため運動靴等歩きやすい靴を着用下さい。サンダル,ヒール,厚底靴では参加できません。
- 手の爪は短い状態で参加下さい。爪が長いと工具を正しく持てなかったり,怪我の要因となります。
- 髪が長い場合は,束ねて参加下さい。長い髪は,作業の妨げや工具に巻き込まれる可能性があり,大変危険です。
- 金属を削る際に多量の粉が発生しますので,汚れてもよい服装で参加下さい。
お問い合わせ先
nakata.toshiya.d6@f.gifu-u.ac.jp(岐阜大学教育学部 中田隼矢)