【同窓会連合会】お知らせ

令和元年度 岐阜大学同窓会連合会会長表彰

 岐阜大学同窓会連合会では,教育研究活動において特に顕著な業績を挙げ,また社会活動において高い評価を受け,本学の名誉を著しく高め,本学学生の範となる卒業生または修了生を表彰しております。本年度は,下記の方々を11月3日に開催しました岐阜大学同窓会連合会設立10周年記念事業同窓会連合会の集い内で表彰を行いました。


白子しろこ 順子じゅんこ  様

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右:白子順子氏

昭和59年3月 医学部医学科 卒業

 昭和59年3月に岐阜大学医学部を卒業後,平成2年より高山赤十字病院に赴任し,内科医として主に消化器疾患を中心に診 療。
 平成7年に3か月間参加した内戦後のカンボジア開発協力にて,住民の診療及び医療従事者の指導を行い,その事業において現地で同世代の女性医師達が,政治的弾圧を乗り越えて活動していることに強く感銘を受けたことが,その後の海外における医療救護活動,保健衛生活動に取り組む原点となり,平成17年より名古屋第二赤十字病院に国際救援部長として赴任後,スマトラ島沖地震救援などの災害,感染症等の救援医療に従事。
 現在は,高山赤十字病院第一内科部長として,診療,医療の向上,臨床研修の指導,特に中国雲南省麗江市の麗江人民病院の医師との交流を深め,内視鏡検査指導に努めている。


白子しろこ 隆志たかし  様

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右:白子隆志氏

昭和60年3月 医学部医学科 卒業

 昭和60年3月に岐阜大学医学部を卒業後,平成2年より高山赤十字病院に赴任し,外科,救急医療を中心に診療。
 阪神淡路大震災救護班として避難所で巡回診療等を行ったことを機に,平成14年にケニア・ロキチョキオ・ロピディン病院へ派遣され参加した,スーダン紛争被災者救援をはじめ,アフガニスタン医療振興支援等,様々な地域で医療支援,医療従事者の教育,難民医療等に貢献。平成29年には「医療の現場から 日本の地域医療とアフリカでの医療救援 インバウンドに湧く飛騨高山から」の論文をThe Journal of Humanitarian Studiesに発表し,地方病院から海外医療活動への道筋を明らかにし,地方病院でありながら,世界で医療活動をする意味を明らかにした。
 現在は,高山赤十字病院副院長の重責にあり,日々の診療はもとより,病院経営,医療レベルの向上,臨床研修の指導に努めている。


せき 雅樹まさき  様

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右:関雅樹氏

昭和48年3月 工学部土木工学科 卒業

 岐阜大学工学部土木工学科卒業後,名古屋大学大学院修士課程を修了し,昭和50年に日本国有鉄道に入社。その後,国鉄の分割民営化に伴い昭和62年よりJR東海に異動。平成13年に本学において博士(工学)の学位を取得し,平成24年からJR東海の取締役兼専務執行委員 新幹線鉄道事業本部長を務めた。東海道新幹線が開業後50年を迎え,老朽化への対応が課題となり,関氏はこれまでに前例のない予防保全の考え方を取り入れ,平成24年から工期10年,総工費7,300億円の大規模改修工事の責任者としてその計画をまとめ上げ,新幹線の運休をせずに進める工事を実施した。
 平成26年からは,東海道新幹線の維持管理を主とする専門会社である双葉鉄道工業株式会社の代表取締役社長となり,現在も保守現場の指揮官として活躍。


2019.11.11

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