岐阜大学基金(学長挨拶)
日頃より岐阜大学基金に多大なご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます
岐阜大学は、2020(令和2)年4月に名古屋大学と法人統合し、国立大学法人東海国立大学機構となり4年目の春を迎えています。本機構では、「知と人材の集積拠点」として世界をリードするとともに研究力を一層強化し、教育・研究・社会連携・国際化を通じて東海地域の未来型社会への転換を先導していくべく活動を推進しています。この一環として、岐阜大学は、強みをさらに伸ばし、地域の社会、自治体、企業等とさらに緊密に連携し、これまでの活動を強化発展させることにより、日本一の地域中核大学を目指しています。
昨年度はコロナ禍に加え、ロシアのウクライナ侵攻により、世界は歴史的なダメージを受け、社会生活の制約や物資・電気代の高騰などで大学運営も極めて厳しい状況に直面いたしましたが、岐阜大学基金には、卒業生・在校生家族・教職員および企業・一般の方など多くの皆様から約5千万円の支援をいただき、応援奨学生等の学生支援事業、私費学生留学生支援等の国際交流支援事業、Withコロナ学生支援事業、生活に困窮する学生に対する修学支援事業などの事業を行うことができました。改めまして、皆様のご厚情に深く感謝申し上げます。
我が国の次世代を牽引する優秀な人材の輩出は大学の使命であり、岐阜本学の地域からの期待もますます大きく、教育研究機能の更なる強化が喫緊の課題となっています。しかしながら、我が国の財政状況は厳しく、機能強化のみならず大学運営についても、国からの支援に頼ることが難しくなっています。このような情勢において、継続的なきめ細やかな学生支援を含め、大学の教育研究活動を充実・強化させるためには、財源の多様化の推進とともに、皆様からの温かいご支援がなくてはならない情況となっております。
これまでご寄附いただきました皆様には厚くお礼申し上げますとともに、引き続き「岐阜大学基金」にご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
岐阜大学長 吉 田 和 弘
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