岐阜大学大学院連合農学研究科（博士課程）は、11月8日（水）に、南部アジア農学系博士課程教育連携コンソーシアム加盟校（日本を含む南部アジア地域9カ国20大学）（以下、IC-GU12という）による「IC-GU12 Roundtable Meeting 2023」（農学系博士教育国際連携円卓会議：ラウンドテーブル）を含む３つのイベントを開催しました。
　ラウンドテーブルでは，リエゾン教員等２９名（対面１６名、オンライン１３名）が出席し、キングモンクット工科大学ラカバン校の新規加盟や、加盟校とのダブルディグリープログラムの今後の方向性に関する議論などが行われました。
　次に、「IC-GU12 Joint Lecture Series 2023」では、ポストハーベスト工学をテーマに、Chairat Techavuthiporn准教授（タイ・キングモンクット工科大学ラカバン校）、Pongphen Jitareerat准教授（タイ・キングモンクット工科大学トンブリ校）、 Khandra Fahmy准教授（インドネシア・アンダラス大学）、馬剛助教（静岡大学）が講義を行い、IC-GU12の学生を中心に対面で４２名・オンラインで２７名が聴講しました。
　最後に、本学流域水環境リーダー育成プログラムとの共催で行った「UGSAS-GU & BWEL Joint Poster Session on Agricultural and Basin Water Environmental Sciences 2023」では、学生19名によるポスターセッションを開催し、最優秀発表２名、優秀発表３名の表彰を行いました。
　ラウンドテーブルでは、コンソーシアムの今後の展望に関する貴重な意見が得られ、Joint Lectureでは熱心に質問する学生の姿が見られました。また、ポスターセッション受賞者から「コロナ禍では難しかった対面での意見交換を行うことができてよかった」「苦楽をともにしている仲間みんなのおかげで賞を取ることができた」と喜びのコメントが寄せられるなど、全体を通して有意義な一日となりました。
　今後も、コンソーシアム加盟校との協力を深め、新たなプロジェクトや共同研究の展開を見据えた国際的な研究交流を促進していきます。