本学グローカル推進機構 日本語・日本文化教育センター（以下、「日文センター」という）は、12月14日（水）に「雅楽カルチャー体験コンサート（日本文化ワークショップ）」を開催しました。コロナ禍で開催が難しかった対面での日本文化ワークショップを、ようやく再開することができました。今年度は初めて雅楽（ががく）を取り上げました。ウィンタースクール参加学生や日文センターの日本語・日本文化研修留学生等、約30名の参加者が日本の美しい伝統文化を楽しみました。講師には、雅楽の普及活動をしている近藤泰史先生、同智佳子先生をお迎えしました。
　ワークショップ前半は、雅楽コンサートとその歴史を学ぶ講義が行われました。雅楽は日本に流入したさまざまな文化の融合の結果であることや、雅楽楽器が姿を変えて現代の楽器になっていることをクイズ形式で学び、有意義な時間を過ごしました。
　後半は体験パートで、楽器に触れてみたり、狩衣（かりぎぬ）や袿うちぎ）等の平安時代の衣装を身にまとったりしました。学生たちは写真撮影の手が止まらない様子でした。多くの衣装と展示品をお持ちくださり、楽しく温かなワークショップをしてくださった講師の先生方に心よりお礼申し上げます。
　今後も，グローカル推進機構では，本物の日本文化に触れる機会を提供する活動を展開していきます。