お知らせ

第80回医学教育セミナーとワークショップwith聖隷浜松病院を開催しました

 岐阜大学医学教育開発研究センター(以下「MEDC」とする)は、11月13日(土)と14日(日)の2日間にわたり、第80回医学教育セミナーとワークショップを聖隷浜松病院とオンラインにて共催しました。公募を含めた計7つのワークショップならびにWebinarを実施し、講師を含む総勢156名が参加しました。

 ワークショップでは、「がん医療における多職種連携の要となるコーディネート能力」、「医学教育に潜むジェンダー・バイアスと医師のアイデンティティ」、「ICT技術の実情」など、多彩なテーマについて活発な論議がなされました。「がん医療における多職種連携の要となるコーディネート能力」のテーマでは、医療の高度化・専門化に伴い、縦割り医療やチーム医療が重要となってきているがん医療において、他職種連携や協働を達成するために必要不可欠なコーディネート能力の向上について議論しました。また参加者は、実際に能力向上研修を体験することで、自身にあったコミュニケーションの方法やタイプを知ることができ、その必要性についてグループで話し合い、全体発表を行いました。

 Webinarでは、聖隷浜松病院の本間陽一郎先生が「これであなたも、医学教育系YouTuber!?」と題し、聖隷浜松病院の患者向けYouTubeを立ち上げた経験を踏まえて、YouTubeの活用を推奨する講演を行いました。「通信技術が発達しているこの時代において、YouTubeは年齢を問わず多くの方に必要な情報を提供でき、ブランディング力や広報力の向上にもつながる。」と自身の経験を語り、その有用性について活発な議論もなされました。

 MEDCでは、医学教育共同利用拠点として我が国の医療者教育の普及・開発・向上に寄与すべく、年3回「医学教育セミナーとワークショップ」を開催しており、次回第81回は令和4年1月22日(土)〜23日(日)の2日間、オンラインにて開催予定です。

「がん医療における多職種連携の要となるコーディネート能力とは」の様子
「がん医療における多職種連携の要となるコーディネート能力とは」
の様子
ワークショップの様子
ワークショップの様子

2021.12.02

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