本学図書館では，12月５日（水）にグローカル推進本部の全面的な協力を得て，外国人留学生を対象とした英語による「英語論文の探し方」講習会を開催しました。
　これまでの留学生向けの講習会は，図書館職員が日本語で説明し，留学生ＳＡが資料の英訳と通訳を担当するという形態で実施されていましたが，岐阜大学将来ビジョンの根幹に「国際化」を据えるとともに，ジョイント・ディグリー・コースの開設等，地域に根ざした国際化を展開していることから今回の講習会が実現しました。
　当日は，講習会の告知期間が短かったにも関わらず，博士課程の留学生をはじめ，21名の参加がありました。この講習会は，開催案内をはじめ，資料及び説明からパソコンを使った実習，アンケート，質疑・応答に至るまで全て英語のみで行われました。英語での講習会開催の要望は以前から度々あり，受講者は，真剣かつ積極的な態度で聴講・質問し，講習会終了後も残って疑問点を確認する姿が見られるほど活況でした。　　
　本学図書館では，今回の結果を踏まえ，グローカル推進本部との連携をさらに密にし，留学生向け講習の質的・量的充実を図ることとしています。また，今回，講師と講師補助を担当した二人の図書館職員は，グローカル推進本部が主催した，「平成29年度：岐阜大学ＴＯＥＩＣスコアアッププロジェクト」において，ＴＯＥＩＣテスト800点以上を取得した職員であったことから，同プロジェクトの成果が存分に発揮されるとともに図書館職員の自己研鑽の努力が，結実した事例です。