お知らせ

The 5th International Workshop of UGSAS-GU -Recent Progress in Agriculture and Water Management in Asia 2017-を開催しました

 岐阜大学大学院連合農学研究科では,チュイロイ大学(ベトナム)と平成27年度に部局間交流協定を締結したことを機会に,今回協力を得て11月27日(月)・28日(火)の2日間,チュイロイ大学(ベトナム)においてThe 5th International Workshop of UGSAS-GU -Recent Progress in Agriculture and Water Management in Asia 2017-を開催しました。
 本企画は,大学のグローバル化と現地産業界との交流の推進を目的とし,平成26年度から実施しています。
初日の27日(月)は,同大学会議室で「農業と水管理の進展」をメインテーマとし,千家正照研究科長の開会の挨拶後,キム学長の式辞,タイ副学長(チュイロイ大学・本学客員准教授)及び飯田俊彰准教授(東京大学)による基調講演,平松研教授によるIC-GU12*1活動紹介があり,本学から大西健夫准教授,西山竜朗准教授,乃田啓吾助教の3名,チュイロイ大学からグェンカオドン准教授外3名,スブラス・マレット大学,ランポン大学(インドネシア)及びダッカ大学(バングラデシュ)から3名(本研究科修了生)の計10名による研究紹介,インダストリー部会*2から株式会社三祐コンサルタンツの千原英司氏の企業紹介,本研究科学生1名及び応用生物科学研究科学生1名による研究インターンシップの実施状況報告を行いました。なお,今回報告のあった研究インターンシップは,チュイロイ大学が受け入れ校となり,三祐コンサルタンツが研修機会の提供をするという,IC-GU12の連携が十分に活用されたものとなっていました。
 総勢54名ほどの参加者は,熱心に耳を傾けており活発な意見交換及び研究交流が行われ,グローバル化促進のための交流の場として成功のうちに終了しました。

主催者及び講演者等主要参加者との撮影
キム学長の式辞
質疑応答風景
インターンシップ研究状況報告する学生

 2日目の28日(火)は,タイ副学長の案内でハノイ市郊外のBHH*3灌漑システムを視察し,ベトナムにおける灌漑の現状を理解するとともに,水資源の重要性を実感する機会を得ました。ワークショップの全工程が終了した午後にはハノイ工科大学(IC-GU12加盟大学)を訪問し,クワンリーハー学部長,グェンミンチュー副学部長,リンハートラン准教授(本学客員准教授)に対して千家正照研究科長及び中野浩平教授が本研究科の紹介を行いダブルPhDディグリープログラムの締結に向けた打合せを行うことで両者が合意いたしました。

BHH灌漑システム視察
ハノイ工科大学訪問

*1IC-GU12:岐阜大学の呼びかけで形成された「南部アジア地域における農学系博士教育連携コンソーシアム」の略称。
*2インダストリー部会:東海地区の生命科学・環境科学関係の企業と研究科が連携し,南部アジア地域で活躍する高度専門職業人育成の支援を目的に平成25年に設置。
*3BHH:Bac Hung Hai Irrigation System

2017.12.15

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