お知らせ

岐阜大学重点(環境)講座「トリと環境の科学」を開催しました

 岐阜大学大学院連合農学研究科(構成大学:岐阜大学,静岡大学)では,10月24日(土)JR岐阜駅前の進学塾校舎にて,一般市民を対象に「環境講座~トリと環境の科学~」を開催しました。
 当講座は,ユニークで多様なニワトリの品種と保全,品質の良い卵を産ませるための環境要因などについて述べた上で,鷹狩りなどを例に伝統文化と環境の保護との狭間に潜む問題についての講演及び岐阜大学大学院連合農学研究科の広報を目的として開催しました。

 始めに,千家正照 連合農学研究科長からの挨拶及び土井 守 応用生物科学部教授から3名の講師の紹介を行った後,「日本のニワトリ -観賞用から遺伝資源まで-」(岐阜大学:只野 亮 助教),「ニワトリの換羽と卵のサイエンス」(岐阜大学:山本 朱美 准教授),「環境の保護か,伝統文化の保護か」(静岡大学:森 誠 名誉教授)の3題の講演を行いました。演題毎の質疑応答では受講者から数多くの質問(種の保全のための交配,地鳥とはなにか,産卵のタイミングと人工飼育,ニワトリと羽と卵の密接な関係,換羽のメカニズム,鵜飼と鷹狩の伝統文化からみえる問題等)が出され,参加者46名(一般市民28名,学生6名,教職員12名)は皆熱心に耳を傾けていました。
 終了後に回収したアンケート結果では,次年度も同様の環境講座の開催・受講の希望者が多く,環境に対し関心が高いことが伺えました。

講師の紹介をする土井 教授(岐阜大学)  
只野 助教(岐阜大学)の講演を聴く参加者  
講演をする山本 准教授(岐阜大学)  
参加者からの質問に答える森 名誉教授(静岡大学) 

2015.11.02

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