岐阜大学留学生センターは８月４日（日），岐阜市立図書館との共催により，岐阜大学サテライトキャンパス多目的講義室において，日本語・日本文化研修留学生（日研生）による日本文化研究発表会を開催しました。
　日研生は，毎年１０月から翌年８月までの約１年間，海外の大学や学術交流協定校から本学に留学し，日本語と日本文化について学び，その集大成として修了論文を執筆します。論文のテーマは，留学生が興味のあるものを選び，教員の指導を受けながら論文を完成させます。
　今年の日研生は第１２期生で，韓国，スウェーデン，タイ，チェコ共和国，中国，ベトナムから本学に留学している１１人が発表を行いました。今期の発表学生数は過去最多で，国籍も６カ国と多国籍にわたっていました。
　当日は，本学教職員，学生，留学生の他，一般市民の皆様方にも多数ご来場いただきました。今回は日本人学生の来場者が例年より多く，留学生との交流の広がりが垣間見られました。
　日研生達は，日ごろの学習や研究成果を発揮し，流暢な日本語でそれぞれの研究発表を終えました。民族衣装で発表する日研生も多数おり，会場を華やかにし熱い声援を受けていました。
　日研生は，８月２２日（木）開催の修了式に臨み，その後帰国します。帰国後は，それぞれが所属する大学に復学し勉学に励みます。
　本修了生には，本学大学院や他大学大学院に留学のため，再来日する学生が多数います。成長した彼らとの再会が楽しみです。