本学保健管理センターは，定期健康診断の機会を利用して，全学生に食生活の個人指導・アドバイスを実施しました。
　岐阜県栄養士会の協力を得て，学生自身が記入した過去3日間の食事記録を基に管理栄養士が面談を行いました。大学生を対象とした食育の取り組みは全国的に少なく，本学の取り組みは先駆的なものです。なお，このことはNHK（2月9日），岐阜放送（2月9日），中日新聞(2月10日)に取り上げられました。

 

全員栄養アドバイス実施の流れ

　1．定期健康診断の受診時に，過去3日間の食事内容を思い出してチェックシートに記載してもらう。

　2．待ち時間を利用して，食生活改善のためのワンポイントアドバイスカードを読んでもらう。

　3．学生は，定期健康診断終了時に管理栄養士と面談する。管理栄養士は，記載内容を評価して，
　　良いところと改善すべきところのワンポイントアドバイスをする。

　4．さらに詳しい指導を希望する学生には，保健管理センターの管理栄養士が継続的に面談を行う。

　5．調査した食事内容は統計的に解析し，大学生の食生活の実態を明らかにする

（岐阜大学大学院医学系研究科倫理審査　承認番号：26-331）。