国際交流
岐阜大学では、「学び、究め、貢献する」という本学の理念のもと、「教育と研究の特性を生かした大学の国際化を推進し、学生と教職員の国際性を高めて、地域社会の活性化に貢献する」ことを目標に、学長をはじめ、グローカル推進機構 を中心に、各学部・大学院研究科の教職員が協働して大学の国際化に努め、グローバル化に対応できる人材の育成と大学づくりに取り組んでいます。
紹介動画
本学の海外留学に関する取り組みを動画で紹介します。
■そうだったんだ、私。そうだったんだ、岐阜大学。 ~高校生編~興味のある分野は国際関係ではないけれど海外には興味がある。大学生の間に海外留学に行ってみたい。留学への「憧れ」を自分の興味のある専門分野を極めつつ実現させてみませんか?
岐阜大学は日本の地域と海外の地域を繋ぐグローカル人材をサポートします!
■そうだったんだ、私。そうだったんだ、岐阜大学。 ~帰国報告会編~
この帰国報告会編では、高校生編の主人公が理系の大学院生に成長した姿を描きます。学部生時の「イングリッシュセンター」による基礎英語教育、カナダ・アルバータ大学との夏期科学英語研修(ESTプログラム)を経て、大学院でジョイント・ディグリープログラム(JDP:国際連携専攻)に進学。実際のJDPの学生のリアルな意見を参考に、インド工科大学グワハティ校に留学した後の報告会として再現しています。
国際色豊かなキャンパス

岐阜大学では、世界各国から学部・大学院に多数の留学生を受け入れています(2022年5月現在で31ケ国・297名)。留学生の多い国は、中国、インドネシア、マレーシア、ベトナム、バングラデシュの順です。そのほかケニア、フランス、エジプト等から留学生が来ています。キャンパス内で留学生と交流できるチャンスがあり、海外へ行かなくても、学内で国際交流を体験することができます。

留学生の日本語・日本文化学習をサポートするチューターが滞在しています。また、留学生と日本人学生が交流する場として季節のイベントを開催しています。
グローバル化に対応できる人材育成
学生の皆さんに海外への留学を勧めています。大学入学の次は「留学の夢と希望」を実現させてみてはどうでしょう。留学は、海外へ行って勉学するだけでなく、異なる言語や文化に触れることにより、自分自身と自国文化を見つめなおす機会となります。また、新たな自己の可能性を発見し、人間的に成長できるチャンスともなります。
岐阜大学では、2022年4月現在 19カ国 50大学と大学間学術交流協定を締結しています。これらの大学へ交換留学生として、授業料の免除や奨学金を受給しながら留学できる制度があります(人数制限あり)。

しかし、留学するためには、学業成績や語学能力等いろいろな条件があります。特に英語圏への留学には、一定レベルの英語能力の証明(TOEFLやIELTS)が必要とされます。留学を考える場合には、学術交流協定大学が必要とする語学レベルに達するよう、入学と同時に、計画的に語学力を高めていくことが一つのポイントです。
全学共通科目(英語)の特色ある教育

English Center(イングリッシュセンター)
6人の教員を中心に、1・2年次の英語のカリキュラムを統一。授業の質の向上や、独自の教材開発なども行い、より実践に即した英語教育体制を整えています!
各学部の国際関連教育をPick Up
- 国際教養プログラム(地域科学部)
- Advanced Global Program(自然科学技術研究科)
- ジョイント・ディグリープログラム(自然科学技術研究科・工学研究科・連合農学研究科)
様々な留学
短期研修プログラム
岐阜大学と学術交流協定を締結している海外の大学が、夏期・春期休業中に 2 ~ 6
週間程度の短期留学生を募集するプログラムに参加する制度で、岐阜大学では「サマースクール」や「スプリングスクール」と呼んでいます。その国の言語や文化を集中的に学習するプログラムで、短期間でも海外の生活を体験することで国際感覚を高め、語学力の向上、海外留学への動機付けが期待できます。募集対象は学部生及び院生です。(各大学の実施になりますので年度によっては実施状況が変わる場合があります。)
■サマースクール
グリフィス大学(オーストラリア)・アルバータ大学※(カナダ)・ソウル科学技術大学校(韓国)・木浦大学校(韓国)
※ESL(English as a Second Language)、EST(English for Science and Technology)の2プログラムあり。
■スプリングスクール
インド工科大学グワハティ校(インド)
交換留学
■大学間学術交流協定に基づく交換留学
岐阜大学と大学間学術交流協定を締結している海外の大学(19カ国
50大学)のうち、学生の相互交換が認められた大学へ、語学力の向上、専門科目の受講や研究等を目的として、一定期間(半年~1年程度)留学する制度です。募集対象は学部生及び院生です。交換留学は、相手大学での授業料が徴収されない、交換留学生としての宿舎の優先的な割り当て、相手大学で取得した科目の単位認定が可能な場合がある等、様々なメリットがあります。
■部局間学術交流協定等に基づく交換留学
各学部が主催するショートプログラム(2~3週間)やインターンシップがあり、授業の一環として実施されています。
留学関連サポート

岐阜大学では、海外への留学をより身近なものとするため、留学を希望する学生の皆さんを対象に、留学説明会等を開催しています。海外留学を経験した学生さんの体験談を聞くこともできます。
また、留学に関する相談や情報収集ができる「グローカル推進機構」に教員や職員を配置して、学生の海外留学を支援しています。詳しくはこちら
をご覧ください。
留学したい学生に向けて留学ガイドブック「study abroad」
も配布しています。留学に関わる全ての情報が網羅された冊子です。
隅から隅まで読んで留学を計画してみよう!
体験談

地域科学部
中村 真子さん
(アメリカ合衆国
ユタ州立大学に留学)
「たくさん考え、たくさん人と話しました」
2018年8月から2019年4月にかけて、米国ユタ州立大学に留学しました。とても充実していた8か月間でした。
出発する前にもアメリカの大学はとにかく勉強、勉強で、課題も多いと聞いていましたが、想像の倍大変でした。そんな時、助けてくれるクラスメートや一緒に遅くまで勉強した友人、またいつでも真摯に教えてくださる先生方のおかげで、より充実した学びを得られたと思います。
もちろんリフレッシュも大切です。休日には息抜きにルームメートと食事を作ってたくさん話しましたし、一緒に出掛けることもありました。日々刺激を受けることがいっぱいで、たくさん考え、たくさん人と話した8か月でした。

丸山 春花さん
(ジョイント・ディグリープログラム
第1期生) ※2019年留学当時の体験談
自然科学技術研究科
岐阜大学・インド工科大学グワハティ校 国際連携食品科学技術専攻
「異なる言語や価値観を持つ沢山の人と交流したい」
想像通り、文化や言語、授業の進め方など日本とは異なる点が多く、時には色々な問題も起こりますが、親切で友好的な友達に助けられ、楽しく生活しています。また自然豊かなキャンパスには研究施設だけでなくスポーツ施設やフードコートなども充実していて、学業の息抜きに友達と有意義な時間を過ごしています。
この貴重な機会に、異なる言語や価値観を持つ沢山の人と交流することで、良い刺激を得られる留学生活にしようと思います。
オンラインでの国際交流
岐阜大学ではオンラインでの国際交流も活発に進めています。
■サマースクールグリフィス大学(オーストラリア)、アルバータ大学(カナダ)での短期語学研修プログラムをオンラインで実施しました。
■協定大学とのオンライン交流会
アルバータ大学(カナダ)、ノーザンケンタッキー大学(アメリカ)、リール大学(フランス)、ヴィータウタス・マグヌス大学(リトアニア)の学生が参加するオンライン交流会を開催しました。
■3大学共同のビデオ制作プログラム
インド工科大学グワハティ校(インド)、マレーシア国民大学(マレーシア)と共同で国際交流をテーマに動画制作の3ヶ月間の交流プログラムを開催しました。