お知らせ

令和7年度NITS・岐阜大学教職大学院コラボ研修「データを活用した学校経営充実研修」を開催しました

 2025年12月22日(月)、岐阜大学教職大学院は独立行政法人教職員支援機構(NITS)と共同で「データを活用した学校経営充実研修」を開催し、山県市の小中学校12校の学校長と中核教員の25名が参加しました。
 本研修は、学校の管理職が「学校経営の方針をどのようにデータで支え、具体的な改善につなげるか」を学ぶ探究型研修です。全2回で構成され、第1回(8月)は知識の習得を目的とし、第2回となる今回は、参加校の学校長による実践報告と意見交換を行いました。
 学校長は「子どもの"見えにくい姿"をどう捉えるか」「教員の"感覚"と"実態"のズレ」「授業の主体性不足・学びの質の課題」「個別最適な支援の必要性」「保護者・地域との連携」などに問題意識をもっています。こうした問題意識に基づき、各校から次のような実践が報告されました。

  • データに基づく実態把握と支援
    アンケート・心情データ・学力調査などを組み合わせて子どもの状態を把握することで、支援の必要な児童を早期に特定できた。
  • 授業改善と主体性の向上
    授業アンケート→改善→再アンケートのサイクルを定着させることで、授業への満足度や子どもの主体的な学びが向上した。
  • 個別最適な支援と安心感の向上
    役割付与・褒める指導・心情把握といった個別支援を強化することで、子どもたちの自己肯定感の向上や問題行動の減少につながった。

  •  本研修を通じ、学校長からは、「組織的なデータの共有と振り返りが学校文化を変える」「本質は子どもの成長・安心感の向上にある」「今後は予防的・予測的なデータ活用が鍵」との感想が寄せられました。これらの実践と成果は、2月2日に開催される岐阜大学シンポジウムや、NITS報告書を通じて全国へ発信される予定です。

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