お知らせ

岐阜県と「岐阜県野生動物管理推進センターの設置に関する協定」を締結しました

 岐阜大学と岐阜県は,令和4年1月20日(木)に,野生動物による被害への対策等を目的に,「岐阜県野生動物管理推進センター」を岐阜大学構内に設置することとし,それに関する協定を締結しました。
 本協定は,平成24年に本学応用生物科学部に設置した「寄附研究部門」の成果を踏まえ,AIやICT技術等の導入によるDX(デジタルトランスフォーメーション)を進め,生物多様性の保全の観点から野生動物による被害への対策を加速・強化し,地域課題の解決と豊かな地域社会の創出に貢献することを目的とし,センターを設置するものです。
 岐阜県野生動物管理推進センターでは,「野生動物の生息状況,行動解析等の調査・研究」,「県や市町村が取り組む野生動物被害対策等への指導,支援」,「野生動物被害対策に関わる人材の育成,教育」,「野生動物と人との正しい関わり方について県民への普及,学習支援」,「野生動物被害に関する課題解決への協力」等に取り組みます。
 協定締結式では,岐阜大学応用生物科学部 鈴木正嗣教授から協定の概要について説明があり,その後古田肇岐阜県知事,森脇久隆岐阜大学長が協定書に署名を行いました。森脇学長から「岐阜県と岐阜大学は,「生物多様性の保全」と「野生動物による被害対策」について研究と実践に取り組んできたが,今後情報技術を活用し,さらに緻密なものにしていきたい」と今後の展望について挨拶があり,古田知事からは「県と大学が野生動物に関して取り組むセンターの設置は全国初であり,岐阜大学との信頼・協力関係を強化し,引き続き成果を上げていきたい」と挨拶がありました。
 本協定を契機として,岐阜県との連携をより一層強化し,県民と地域産業界に貢献できるよう邁進していきます。


協定書を手にする古田知事(左)と森脇学長
協定書を手にする古田知事(左)と森脇学長
挨拶する森脇学長
挨拶する森脇学長

2022.01.24

アイコンの詳細説明

  • 内部リンク
  • 独自サイト
  • 外部リンク
  • ファイルリンク