お知らせ

創立70周年記念事業シンポジウム「人口減少時代における新たな社会デザインの構築に向けて―男女共同参画の視点から―」を開催しました

 本学は,9月27日(金)にシンポジウム「人口減少時代における新たな社会デザインの構築に向けて―男女共同参画の視点から―」(岐阜大学創立70周年記念事業・文部科学省科学技術人材育成費補助事業ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(連携型))を開催しました。
 第1部では,野田聖子衆議院議員(元女性活躍担当大臣)及び柴橋正直岐阜市長にご講演いただきました。野田議員は,意思決定の場に女性が少ないことが日常生活や法律に及ぼす影響について具体例を挙げながら説明され,男女共同参画やダイバーシティの重要性について強調されました。柴橋市長には,「岐阜市の政策・課題」をテーマに,人口減少対策としての子育て支援や観光振興及び都市整備構想について,各種データを用いながらご紹介いただきました。
 第2部のトークセッションでは,柴橋市長のほかに野々垣孝彦アピ株式会社代表取締役社長,原永子岐阜県男女共同参画・女性の活躍支援センター長,速水悟工学部教授,落合絵美男女共同参画推進室特任助教が登壇しました。ここでは,人口減少が地域経済や地域社会に及ぼす影響,限られた人材でよりよいサービスを提供するための職場環境の整備やテクノロジーの活用など,企業,行政,大学で活躍する登壇者が多角的な視点から「新たな社会デザイン」について議論しました。
 200名を超える参加者からは,「男女共同参画が『女性の問題』ではなく『社会全体の問題』であることが理解できた」等の感想が寄せられるなど,充実した内容のシンポジウムとなりました。
 今後も本学では,男女共同参画社会の実現に向けた活動を推進していきます。

講演を行う野田議員
講演を行う野田議員

第2部トークセッションの様子
第2部トークセッションの様子

2019.10.17

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