平成30年度第10回学長記者会見を実施しました
本学は,2月20日(水)に,平成30年度第10回学長記者会見を実施しました。
今回の会見では,森脇学長から「揖斐川町・岐阜大学連携事業「中山間地の活性化の取り組み-小津地区をモデルとして-」」について,「岐阜大学の将来ビジョン」と関連させて説明を行い,次いで福井理事(企画・評価・基金担当)・副学長,杉山応用生物科学部長,からこれまでの経緯,支援成果,教育について説明を行いました。
本学では,平成28年1月に揖斐川町との連携に関する協定を調印し,その後,揖斐川町と応用生物科学部との間で連携協力に関する覚書を交換しました。
平成28年4月からは農林水産省の山村活性化支援交付金を受けた揖斐川町から本学へ委託され,支援業務を開始しました。
支援成果として,「古刹白山神社のサカキ」ブランドの切り枝生産については,市場に流通しているサカキとの差別化の可能性や,サカキの移植や鉢上げの実績を上げることができました。その他,ジビエ調理の開発,地区特有のDNA型を持つワサビ田の復活と商品化,山菜と伝統野菜の計画生産などを行い,山間地区の活性化を進めました。
また,学生は小津地区の古民家を改装したOz倶楽部・セミナーハウスで村史・郷土史を学び,実地体験や聞き取り調査を行うことで地域住民との交流も進めています。
この支援成果発表会は2月22日(金)に揖斐川町地域交流センターで開催されます。
今後も本学は地域社会の活性化に貢献していきます。
2019.02.25
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