お知らせ

スマート金型開発拠点開所式を開催しました

 6月7日(木)に「スマート金型開発拠点開所式」を開催しました。
 本拠点では,岐阜大学と企業,公的研究機関が協働して,従来の金型,プレス成形機,射出成形機等にセンシング機能を追加したスマート化を図り,これらをIoTプラットフォームに連結してデータを集積・解析し,成形不良の予兆を捉え自律的に成形や加工条件を調整するスマート生産システムを構築することを目指します。
 開所式では,森脇学長,来賓の生田知子文部科学省産業連携・地域支援課地域支援室長,河合孝憲岐阜県副知事,関連企業代表者ら約80名の参加がありました。
 開所におけるテープカットの後,王副学長(産官学連携担当)の拠点説明及び実際に拠点内見学がありました。見学では,金型や成型機へセンサーを取り付け,工業製品を成形する際にデータを収集する様子を公開しました。
 引き続き,シンポジウムが行われ,生田知子文部科学省産業連携・地域支援課地域支援室長から「文部科学省における地域の科学技術イノベーション創出に向けた挑戦」と岩渕明岩手大学長より「『スケールシフト的』な思考とは」という題目で講演が行われました。
 最後に王副学長,生田氏と拠点に参画する企業代表者による「スマート金型開発拠点の研究活動」について座談会が行われました。研究者と来賓及び参加者との情報交換が活発に行われました。
 今後,本学はこの拠点において参画企業とともに技術・製品開発を進め,日本産業界の競争力を飛躍的に向上させることを目指します。

テープカットの様子
テープカットの様子
座談会の様子
座談会の様子

2018.06.13

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