本学は，５月２９日（火）に，平成３０年度第３回学長記者会見を実施しました。

　今回の会見では，森脇学長から６月に開所する予定である「スマート金型開発拠点」について，「岐阜大学の将来ビジョン」と関連させて説明を行った後，王副学長（産官学連携担当）から拠点について概要及び詳細を説明しました。

　生産年齢人口減少社会において，地域経済の規模を維持するための効率的な生産システムが求められている中，スマート金型開発拠点では，岐阜大学と企業，公的研究機関が協働して，従来の金型，プレス成形機，射出成形機等にセンシング機能を追加したスマート化を図り，これらをIoTプラットフォームに連結してデータを集積・解析し，成形不良の予兆を捉え自律的に成形や加工条件を調整するスマート生産システムを構築することを目指します。

　森脇学長は「岐阜大学の強み分野であるこの拠点で国際基準を示していければ」と拠点に期待を述べました。
　また，６月７日（木）には拠点の開所式が行われます。記念講演や拠点見学も行われる予定です。