お知らせ

第4回家畜衛生技術検討会が開催されました

 平成30年1月30日(火),岐阜県中央家畜保健衛生所(岐阜大学内)において「第4回家畜衛生技術検討会」が「飛騨牛飼育管理向上に関する調査」をテーマとして開催されました。はじめに共同獣医学科獣医寄生虫病学研究室の高島康弘准教授により「野生動物における肝蛭調査等について」の講演がありました。次に飛騨家畜保健衛生所の松尾加代子主任技師(獣医師)により「肉用牛農場における肝蛭調査について」の講演がありました。
 今後,岐阜県との連携による講義や体験型実習を通じて,家畜衛生学関連教育を充実させ産業動物に興味を持つ学生を増やし,共同研究の推進を通じて家畜衛生レベルを向上させ,地域に貢献すること,さらには日本の畜産業と産業動物獣医師への貢献を目指します。
 また,GeFAH(※)(センター長:岐阜大学応用生物科学部共同獣医学科 猪島康雄教授)では,岐阜県との連携をさらに強化するとともに,連携を中部地区へと拡大し,家畜衛生教育と研究の中核拠点となることを目指しています。

GeFAH: 応用生物科学部附属家畜衛生地域連携教育研究センター
    Education and Research Center for Food Animal Health, Gifu University(GeFAH)

 GeFAHは,岐阜県と連携し家畜衛生教育と研究を推進することを目的とし,平成27年4月に設置されました。主な業務内容として,1)家畜衛生の教育に関すること,2)家畜疾病等の学術研究に関すること,および3)家畜の防疫・保健衛生対策に関すること,を掲げ,家畜感染症対策部門と家畜飼養衛生管理部門の2つの部門で組織されています。
 平成29年6月には,岐阜大学キャンパス内に岐阜県中央家畜保健衛生所,および高度病性鑑定センターが移転し,その3階にはGeFAHの実習室,研究室,解析室が入り,教育と研究の連携が強化されています。


家畜衛生技術検討会の様子
家畜衛生技術検討会の様子
ロゴマーク
ロゴマークは,一つの円で構成され「地域連携」を意味しています

2018.02.16

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