平成30年1月9日（火）から10日（水）にかけて，米国の南フロリダ大学医学学群公衆衛生学科より，Matawal Makut 講師が来学し，森脇学長，鈴木理事（国際・広報担当），湊口医学部長，藤崎センター長（医学教育開発研究センター），奥村看護学科長を表敬訪問しました。表敬訪問には，山本保健管理センター長，田島看護学科准教授，今福医学教育開発研究センター併任講師，野々村国際企画調整役，藤田医学系研究科・医学部事務長が同席しました。
　南フロリダ大学は，学生数48,000人と，全米最大規模を誇る州立大学です。本学とは1980年代から研究者交流がありましたが，医学部医学科・看護学科における学生間交流や，国際保健分野における研究交流が促進されることを視野に，平成28年10月，本学医学部及び保健管理センターと南フロリダ大学医学学群との間に，部局間協定が締結されました。さらに，医学部学生の臨床教育参加に関わる合意書が近々締結される予定です。
　平成30年5月には，南フロリダ大学医学学群より引率教員と共に学生32名が，本学医学部及び保健管理センターに来学し，日本の医療保険制度や減災・防災システムに関する講義受講，岐阜大学医学部附属病院をはじめとする県内の医療福祉施設の見学，郡上市内の公立小学校における給食体験，医学部医学科・看護学科の学生との交流等を実施する予定です。今回の訪問では，その打合せの他，本学医学科の学生１名が臨床実習のため南フロリダ大学の教育病院（タンパ総合病院）に派遣されることなども話題となり，両学の学生及び教職員の交流促進について，活発な意見交換を行いました。
　今後も，南フロリダ大学医学学群とは，教育・研究・臨床分野における更なる交流，発展が期待されます。