本学は，１１月２２日（水）に，平成２９年度第７回学長記者会見を実施しました。

　今回の会見では，森脇学長から「iGEM Gifu　この4年間の歩み　－2017年度国際合成生物学大会（iGEM）ブロンズメダル受賞－」について，「岐阜大学の将来ビジョン」と関連させて説明を行った後，杉山応用生物科学部長及び矢部応用生物科学部教授から2017年度国際合成生物学大会（iGEM）概要説明を，参加した学生からiGEM Gifuの詳細を説明しました。

　国際合成生物学大会（iGEM）は，平成29年11月9日（木）～13日（月）にボストン（米国）で開催されました。世界40カ国，約300チームが出場し，日本からは岐阜大学を含め9チームが参加しました。 本大会では，研究内容のポスターセッション，プレゼンテーション，質疑応答及びヒューマンプラクティス等で総合的に評価され，今年度はブロンズメダルを受賞しました。
　本学チームは酒作りが盛んな岐阜県を世界に広めたいという思いから「日本酒の腐敗を感知する酵母を作成する」というテーマで挑みました。
　また，４年目の出場となる今回は，渡航費等資金に関しても学生自らクラウドファンディングを用いて集め，全ての活動を自主的に行ってきました。

　学生は「４年連続で出場していることを誇りに思う。世界各国の同じ学生の立場で意見を言い合える場は自身を成長させることができる。来年も頑張りたい」と述べました。