お知らせ

岐阜大学地域協学センターの開所式を開催しました

 平成29年10月25日(水)に岐阜大学地域協学センターの開所式を開催しました。
 平成25年度「地(知)の拠点整備事業」(COC事業)の採択に伴って同年12月に設置された本センターは,岐阜大学におけるCOC事業及びそれに続く「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」(COC+事業)を実施・支援する機関として活動してきました。設置以来研究推進・社会連携機構の一画を使用していましたが,平成29年10月より新たな建物に移転。自治体関係者等が使える「地域協学サテライト」や対話の場であるフューチャーセンターを自由に開催できる「フューチャーセンタールーム」を備えて新しくなりました。
 お披露目となる開所式には関係者を含む約160人が参加しました。主催者代表として森脇久隆岐阜大学長が「岐阜大学が地域活性化の中核拠点となっていくため,新しい地域協学センターが学生・教職員に限らず地方自治体・企業・金融機関・就職支援の方々も一堂に会する豊かなインタラクションの場としてCOC,COC+事業のさらなる発展に寄与していく」と挨拶し,来賓代表として文部科学省高等教育局大学振興課大学改革推進室改革支援第一係長 庄司祐介氏,岐阜県清流の国推進部長 尾藤米宏氏,岐阜県経営者協会副会長 田中肇氏の3名が祝辞を述べられました。
 開所式の後,益川浩一センター長の案内で新しい地域協学センターに足を踏み入れた参加者は,高山市役所とのサテライト中継が行われる様子や,岐阜大学の教育プログラム「次世代地域リーダー育成プログラム」受講生による発表,学生らのグループワークの様子を見学。続いてぎふフューチャーセンター(対話の場)も新設の「フューチャーセンタールーム」で開催され,「地域が岐阜大学に求めること」をテーマに21名の参加者が4グループに分かれて対話しました。
 このテーマは平成25年度に初めて開催したぎふフューチャーセンターと同じ内容であり,地域協学センターの原点を改めて確認することとなりました。大学と地域の関わり方として,参加者それぞれが実際にどのような活動をしてきたのか整理し,連携を進めていくための課題としては「文化の違い」「お金の問題」「情報の問題」などが挙げられ,最終的には「優秀な人材を育成して新しい文化を作っていく」「大学・学生・地域の橋渡し役として地域協学センターが機能すること」等の提案が行われました。最後に岐阜大学COC・COC+事業担当責任者の福士秀人理事から「これからは自然発生的にフューチャーセンターが開催されるようになり,岐阜に岐阜大学があって良かったと言ってもらえるようになると嬉しい」と挨拶があり,一連の行事を盛況のうちに終えることができました。

銘板除幕の様子
  銘板除幕の様子 
ぎふフューチャーセンターの様子
  ぎふフューチャーセンターの様子 

2017.11.08

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