第1回日本・カンボジア学長会議が開催されました
10月20日(木),21日(金)に,カンボジア王立プノンペン大学カンボジア日本人材開発センター(カンボジア王国プノンペン市)において,第1回日本・カンボジア学長会議が開催され,本学から森脇学長,高木朗義教授(工学部),平松研教授(応用生物科学部),菅谷国際企画課長が参加しました。
本学長会議は,日本とカンボジアの大学による学術交流の更なる推進を目的として,名古屋大学とカンボジア王立プノンペン大学の共催で本年度初めて開催されました。
日本側からは,本学をはじめ12大学,文部科学省,日本学術振興会バンコク事務所が,カンボジア側からは,20大学が参加し,次の3つのセッションで参加大学による意見交換が行われました。
- セッション1 日本とカンボジアの大学の教育・研究交流
- セッション2 カンボジアにおける大学教員の質(教育研究力)
- セッション3 学生のキャリア支援
本学は,森脇学長がセッション3において流域水環境リーダー育成プログラムを紹介しました。
当プログラムは,発展途上国が直面する水質・水資源・農業灌漑用水・生態などの極めて深刻である流域水環境分野の問題を多角的な視野で的確に理解し,戦略的な解決策と発生防止策を設計・施行する環境リーダー(国内リーダーと国外リーダー)を育成するものです。これまでにカンボジア出身の留学生3名がこのプログラムで学び,現在はカンボジアに帰国し,本学で学んだ技術等を活かして環境省等国家の中枢となる機関で活躍しています。
修了生のうち,今回は,Mr. Va Vuthyさん,Ms. So Thavinさんの2名が現地で行われたカンボジア日本留学生同窓会に参加し,それぞれの指導教員である高木教授,平松教授との再会を果たし,今後の学術的交流について意見交換がなされました。
2016.11.10
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