お知らせ

岐阜大学重点(環境)講座「微生物と環境」を開催しました

 岐阜大学大学院連合農学研究科(構成大学:岐阜大学,静岡大学)は,9月24日(土)JR岐阜駅前の岐阜大学サテライトキャンパスにて,一般市民を対象に「環境講座~微生物と環境~」を開催しました。

 本講座は,土・植物をとりまく環境,環境汚染物質の浄化,未利用バイオマス利用,腸内環境,微生物燃料電池など様々な角度から「環境」にかかわる微生物を取り上げ,その役割をわかりやすく解説すると共に本研究科の広報を目的として開催しました。
 はじめに,千家正照連合農学研究科長からの挨拶及び中野浩平専任教員から5名の講師の紹介を行った後,「土壌環境と微生物」(静岡大:小川直人教授),「もう一つの環境問題-腸内細菌からみた人類の成り立ち-」(岐阜大:鈴木 徹教授),「酸素がなくても大丈夫-微生物の多様な力:メタン発酵と微生物燃料電池-」(岐阜大:中村浩平専任教員),「きのこの力で環境浄化」(静岡大:河合真吾教授),「微生物を用いた土壌・地下水汚染修復の実際」(岐阜大:髙見澤一裕名誉教授)の5題の講演を行いました。演題毎の質疑応答では受講者から数多くの質問(ヨーグルト乳酸菌は人によって効果が違うのか,炭酸呼吸と酢酸呼吸の違いは,地下水汚染の浄化にはいくらかかるのか等)が出され,参加者延べ85名(一般市民64名,学生11名,教職員10名)は皆熱心に耳を傾けていました。
 終了後に回収したアンケート結果では,次年度も同様の環境講座の開催・受講の希望者が多く,環境に対し関心が高いことがうかがえました。


講演をする岐阜大学:髙見澤一裕名誉教授
参加者との質疑応答

2016.10.12

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