お知らせ

[秋の国際月間] 「地方創生・外国人留学生交流フォーラム ~海外ビジネスに取り組む岐阜の企業~」を開催しました

 グローカル推進本部は,秋の国際月間の一環として「地方創生・外国人留学生交流フォーラム~海外ビジネスに取り組む岐阜の企業~」を十六銀行と共催で12月9日(水)に図書館1階アカデミック・コアにて開催しました。
 これは,岐阜県下の企業の特色や国内外での活躍を多くの学生に紹介するとともに,岐阜県下の企業への就職が学生にとってどのようなメリットがあるのか,企業はどのような人材を求めているのかなどの情報を提供するために行われたものです。
 フォーラムには岐阜大学内外から留学生を含む約40名の出席があり,株式会社Keisei代表取締役 張敬清氏の司会で進められました。小山応用生物科学部教授(グローカル推進本部副本部長)の挨拶の後,株式会社十六総合研究所リサーチ&コンサルティング部長 古池正広氏より「データで見る「岐阜県とアジア諸国のつながり」」と題して,岐阜県下の企業の特色は繊維業をはじめとする製造業であることやアジア諸国への進出状況,また日本での留学生の就職は通訳・翻訳業が一番多いことなどについて,データを交えながら具体的に説明頂きました。
 続いて,浅野撚糸株式会社代表取締役社長 浅野雅己氏が「町工場ブランドで世界に挑戦~下請けからメーカーへ~」と題して,一大ブランドとなったタオル「エアーかおる」誕生秘話のほか,中国人社員一人の手紙を紹介され,日本と中国,アジア,さらには世界の境界はこれから一層なくなっていくだろうと,ご自身の思いを語られました。
 最後に,岐阜産研工業株式会社代表取締役社長 林敬一郎氏より「当社の海外事業展開~UKAIブランドキャスターを世界へ~」と題し,中国や台湾への進出や,ものづくりに携わる魅力について講演されました。また,留学生の好奇心や前向きに取り組む姿勢に期待しているとも話されました。
 講演後の質疑応答では,留学生からの「本音を言わない日本人とどのようにコミュニケーションをとれば良いか」の質問に対し,張氏が「企業の方々は,留学生をもっと知りたいと思っている。オープンに自分をアピールしてほしい」と回答されるなど,日本での就職活動のポイントについてもアドバイスがされました。

講演する古池氏
講演する浅野氏
講演する林氏
質疑応答の様子

2015.12.22

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