お知らせ

連合農学研究科がチュイロイ大学(ベトナム)と部局間交流協定を締結しました

 本学大学院連合農学研究科は,6月22日(月),ベトナムのチュイロイ大学(ハノイ水利大学)との間で部局間交流協定を締結しました。締結にあたり,本学からは千家連合農学研究科長,中野専任教員(教授),吉田連合農学係長,研究科インダストリー部会の一員である株式会社三祐コンサルタンツの千原英司氏がチュイロイ大学を訪問しました。

 チュイロイ大学はベトナム政府の国家戦略の下,関係省庁の指導によって1959年に設立された大学です。当大学は,水資源(水利)科学分野に関係する全ての専門領域(水理工学,灌漑工学,水文学,ダム工学,防災科学,環境管理学,水力学,地域開発学等)を学部から博士教育にわたる教育課程で網羅し,当大学の卒業生の大半は,政府及び地方行政の関連技師あるいは行政官として活躍しており,ベトナムにおける水資源科学分野のトップ大学に位置づけられています。海外の20校以上の大学と連携を行っており,日本では京都大学,九州大学,東北大学,首都大学東京,中央大学とも教育研究連携の協定を締結しています。

 今回の訪問では協定締結のほか,キム学長,タイ副学長,ンガ国際連携室長他,岐阜大学工学研究科修了生のハイ講師を含め計19名の教員と大学間の教育連携について意見交換を行いました。
 千家研究科長からは連合農学研究科の概要と南部アジア地域の協定大学12校との教育連携の取り組みについて紹介があり,その後,キム学長からベトナム政府の高等教育政策に基づいた海外の大学との教育連携の必要性について説明がありました。さらに,本年8月に岐阜で開催するThe 4th UGSAS-GU Roundtable & Symposium 2015にチュイロイ大学が参加し,この教育連携コンソーシアムに加盟することを確認するとともに,今後,デュアルPhDディグリープログラムの実現に向けた具体的な検討を進めることになりました。

※インダストリー部会:高度専門職業人育成を目的として東海地区の生物・バイオテクノロジー関係の企業5社で組織している。

調印式を終えた両大学の関係者
調印後のキム学長と千家研究科長
教育連携についての意見交換
水資源実験室の視察

2015.07.06

アイコンの詳細説明

  • 内部リンク
  • 独自サイト
  • 外部リンク
  • ファイルリンク