お知らせ

秋の国際週間を実施しました

 本学国際戦略本部は,11月4日(火)~17日(月)までを「秋の国際週間」と位置づけ,学生及び職員の国際性を高めることを目的として,次の行事を開催しました。

1.ポスターセッション(11月4日~17日)

 国際週間の期間中,図書館2階のホールにて,岐阜大学と学術交流協定を締結している海外の大学の最新情報の提供や留学生による母国の紹介を目的として,ポスターセッションが開催されました。
 協定大学から取り寄せた冊子,ポスターのほか,現在海外留学中の学生や留学経験者の体験談,岐阜大学主催のサマースクールプログラムの紹介など,留学を身近に感じさせるような情報が展示されました。外国人留学生による母国紹介のコーナーでは,欧州からロシア,南アジアからはスリランカ,東南アジアからはラオス,南米からはグアテマラと,様々な国からの外国人留学生が自国の美しい景色や食べ物等について写真を交えて日英併記で紹介するポスターが掲示され,来場者の関心をひきました。

協定校の情報コーナーの様子
留学生によるポスターを眺める来場者

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2.海外で活躍する留学生OBによる講演会(11月4日)

 11月4日,地域科学部第1会議室にて,中国及びアメリカで活躍している留学生OBによる講演会が開催されました。
 中国からは,工学研究科を修了し,上海華瀛ソフトウェア有限会社取締役社長であり岐阜大学中国同窓会事務局長も務める于(ユー)平(ピン)氏(中国出身)が,アメリカからは,連合農学研究科を修了し,テキサスA&Mヘルスサイエンスセンターで助教授を務めるモハマド・ナシール・ウディン氏(バングラデシュ出身)が講演を行いました。于平氏の講演では,岐阜大学中国同窓会及び岐阜大学上海事務所の活動が紹介され,最後に留学生に対して生活面,学業面についてのアドバイスがありました。ウディン氏の講演では,母国バングラデシュのダッカ大学,岐阜大学及び現在所属するテキサスA&Mヘルスサイエンスセンターにおける研究内容が紹介され,于平氏同様に留学生へのアドバイスがありました。両者のアドバイスの中で奇しくも共通していたことは,日本語を優先して学習し,日本の文化に学ぶということでした。同講演会には,約40名が参加し,参加者から多くの質問,感想及び素晴らしい講演についての感謝が寄せられ,大変有意義な講演会となりました。

講演する于平氏
講演するウディン氏
両氏に質問する参加者

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3.外国人留学生及び外国人研究者等との学長主催懇談会(11月5日)

 生協第2食堂にて,森脇学長をはじめ役員,部局長等と外国人留学生及び外国人研究者及びその家族等が一堂に会し,親睦を図ることを目的として学長主催により懇談会が開催されました。
 懇談会に先立ち,生協第2食堂前において記念撮影が行われました。懇談会の進行は,竹内国際戦略本部副本部長により行われ,森脇学長からの挨拶の後,役員等並びに前日,海外で活躍する留学生OBによる講演会において講演を行った于(ユー)平(ピン)氏及びモハマド・ナシール・ウディン氏が紹介されました。その後,鈴木国際戦略本部長の発声により乾杯が行われました。
 懇談会には約130名が参加し,様々な話題に花を咲かせ交流を深めました。参加者は時の経つのも忘れ歓談を交わしたり,役員等との記念撮影を行ったりしながら,懇談会は盛況のうちに終了しました。

集合写真
挨拶する森脇学長
懇談会の様子
学長と懇談
学長との記念撮影

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4.スペシャル・ラウンジ(11月6日)

 スペシャル・ラウンジとは,本学で毎月実施しているイングリッシュ・ラウンジの特別版であり,年に一度,学生及び教職員向けに,英語以外の言語による会話の場を設けています。昨年に続き2度目となる今年は,昨年度実施した言語に中国語を追加し,日本語,中国語,フランス語及び韓国語の4言語で行われました。約40人の参加者それぞれが興味のある言語のグループに分かれ,ネイティブ・スピーカーである留学生等や本学職員から中国語,フランス語及び韓国語の基礎知識を学んだり,日本人学生と留学生が日本語での会話を楽しんだりしました。
 約40分間という短い時間ではありましたが,「楽しかった」,「初めて習うが楽しく学ぶことができた」,「外国人留学生と日本人との交流は非常に効果的だった」,「日本人と日本語で会話し,学ぶことは本当に役に立つ」などと参加者の好評を得ました。
 また,全員が次回も参加したいと回答しており,今回実施した4言語以外も学びたいという意見が多く寄せられました。
 終了後も講師となったネイティブ・スピーカーを囲んでフリートークや記念撮影などが行われ,大変有意義な行事となりました。

日本語グループ
フランス語グループ
中国語グループ
韓国語グループ

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5.留学生等と地元企業との交流会(11月12日)

 生協第2食堂にて,産学連携の枠組みで地元企業を知る機会を提供するため,昨年度に引き続き,岐阜信用金庫の協力により地元企業との交流会を開催しました。
 本交流会には,岐阜周辺地域の企業15社から社長,役員,人事担当者等が参加し,各企業は5分間ずつ事業内容や製品,海外進出の状況についてのプレゼンテーションを行いました。本学からは,外国人留学生及び日本人学生約70名が参加し,プレゼンテーションの後に行われた懇親会で関心のある企業の担当者に直接説明を受けました。

各参加企業によるプレゼンテーション
地元企業ブースでの懇談

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6.ポットラックパーティ(11月14日)

 柳戸会館集会ホールにて,本学の留学生・学生・教職員とその家族らの参加者がそれぞれ食べ物を持ち寄り交流するポットラックパーティが開かれました。
 このパーティは,イングリッシュ・ラウンジの一環として毎年開かれており,世界各国の食文化を英語でのコミュニケーションを通じて知る良い機会となっています。今回は,バングラデシュやマレーシア,イギリス等からの伝統料理やデザートが集まったほか,日本の家庭料理や抹茶も振る舞われ,約40名の参加者を楽しませました。参加者は,初めに英語での自己紹介を行い,しばらく歓談した後,全員がグループに分かれてゲームを行いました。その後も,互いに打ち解けた様子の参加者は,各自持ち寄った料理を囲みながら,賑やかな雰囲気の中,パーティを楽しみました。

家族で参加した子ども達を囲んでの記念撮影
料理を囲んで歓談する参加者たち
ゲーム"Who am I?"に熱中する様子


 なお,国際週間中には,上述のイベントの外に,国際戦略本部が月に2回開催しているEnglish Loungeや部局及び岐阜大学生協と連携した行事等が次のとおり行われました。

  • 外国人研究者による公開セミナー(11月7日,連合大学院棟6階合同ゼミナール室,28名参加)
  • English Lounge(11月10日,図書館2階ラーニングコモンズ,30名参加)
  • 世界の料理フェア(11月10日~14日,生協第1 食堂及び第2食堂)

各行事のアンケートに対する回答も好評で盛況のうちに終えることができました。来年度以降も学生及び職員の国際性を高めるための全学的な取組みとして実施していきます。

2014.12.04

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