お知らせ

環境講座「地球温暖化の影響を考える」を開催しました

 岐阜大学大学院連合農学研究科(構成大学:岐阜大学,静岡大学)では,10月18日(土)JR岐阜駅前の進学塾校舎にて,一般市民を対象に「環境講座~地球温暖化の影響を考える~」を開催しました。

 当講座は,高温によるイネの不稔現象,湖沼や森林の生態系に及ぼす影響について講義し,環境に興味を持つ方を対象として,農業生産環境,自然生態環境に与える地球温暖化の影響を科学的に理解することの重要性を伝えることを目的とするもので,岐阜大学大学院連合農学研究科の広報を兼ねて開催しました。
 始めに,千家正照連合農学研究科長からの挨拶及び3名の講師の紹介を行った後,「温暖化がコメの品質と稔りにおよぼす影響と対策」(岐阜大学:松井勤教授),「地球温暖化と湖生態系」(岐阜大学:吉山浩平助教),「温暖化による森林生態系の変化・応答」(静岡大学:楢本正明准教授)の3題の講演を行いました。演題毎の質疑応答では受講者から数多くの質問(コメの品質への影響,酸性雨の影響,3~4°C上昇による植生分布への影響等)が出され,受講者30名(一般市民22名,学生8名)は皆熱心に耳を傾けていました。

 終了後に回収したアンケート結果では,次年度も同様の環境講座の開催・受講の希望者が多く,地球温暖化に対し関心が高いことが伺えました。

講演をする静岡大学:楢本正明准教授
参加者からの質問に答える岐阜大学:松井勤教授

2014.10.29

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