お知らせ

第1回学長記者会見を実施しました

森脇学長

 平成26年6月18日(水)に,第1回学長記者会見を実施し,岐阜大学改革の取り組み状況,将来ビジョン及び学会賞受賞研究について発表を行いました。

 会見では,まず,森脇学長から,岐阜大学のモットー,第3期中期目標期間以降に向けての将来ビジョン,これまでの取り組み状況,グローバル化への対応及び機能強化に向けた改革構想などについて,説明がありました。

 引き続き,王副学長から,日本塑性加工学会大賞受賞研究の紹介がDVDを用いて行われました。共同研究により開発した,一工程型潤滑システムPULS(Parker Ultimate Lubricant System)についての説明,またこのシステムの導入により,冷間鍛造(常温の金属の塊を歯車等の自動車部品に変形させる加工法)の潤滑において,省力化,廃棄物やエネルギー消費の削除に貢献してきたことを発表しました。

記者会見の様子

 最後に,工学部本城教授から,土木学会論文賞受賞研究の紹介が行われました。本城教授らの研究グループでは,地盤構造物の信頼性解析体系の開発を進めて,具体的な設計例題への適応事例の提示などから,その理論的一貫性と実用性を示し,各種設計基準の改定支援を行っており,今回の論文では,地盤材料の不均質性が設計に与える影響を定量的に評価する簡易理論を定式化したことを発表しました。

 記者会見では,特に,2016年に新たに地域科学部に開設する予定の「国際教養コース」について,多く質問されました。
 国際教養コースについての詳細はこちら。http://www1.gifu-u.ac.jp/~forest/20140619.html  


 第1回発表事項は次のとおり。

  • 森脇久隆学長「第3期中期目標・中期計画期間以降に向けての将来ビジョン等」
    平成26年4月に就任した森脇久隆学長より,岐阜大学の将来ビジョン,改革への取り組み状況,グローバル化への対応について説明。
  • 王 志剛副学長(産官学連携担当)「平成26年度日本塑性加工学会 学会大賞受賞」
    王副学長より,学会大賞を受賞した「一工程型潤滑システムPULSによる冷間鍛造潤滑の革命」の業績について,開発した技術の概要,実用化実績等を説明。
  • 本城勇介工学部教授「平成25年度土木学会賞論文賞(地圏工学部門)受賞」
    本城教授より,論文賞を受賞した「地盤パラメータ局所平均の空間的ばらつきと統計的推定誤差の簡易評価理論」について,論文の内容と有効性を説明。


  • 王 志剛副学長
    大竹雄工学部特任助教(左),本城勇介工学部教授

2014.06.26

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