第41回岐阜大学フォーラムを開催しました
第41回 岐阜大学フォーラム
「岐阜県の県土整備行政について」
多数のご参加ありがとうございました。
講師の山本馨氏は,「岐阜県の県土整備行政について」と題して,成長・雇用戦略を推進するための社会資本整備の状況,安全・安心の県土づくりの推進のために行う災害対策,その他社会資本を支える人材の育成・支援についてご講演されました
講演の中では,社会資本整備事業の一つとして,東海環状自動車道の整備効果を挙げ,これにより,高度救命救急センターのある岐阜大学病院からの1時間圏人口が1.4倍に拡大しますと述べられました。また,最後に,社会資本を支える人材の育成・支援の取り組みとして,岐阜大学と協定を結び,老朽化する道路施設を適切に管理するための高度な技術を有する人材の育成(ME(社会基盤メンテナンスエキスパート)の養成)について,岐阜大学工学部附属インフラマネジメント技術研究センター(CIAM)の活動とあわせて紹介されました。
今後も,地域とのつながりを大切にする岐阜大学と地域に根ざした行政に取り組む岐阜県が連携協力して,よりよい県土整備を推進することが期待されます。
- 日 時 : 平成26年6月2日(月) 16時~17時15分
- 場 所 : 岐阜大学講堂
基調講演
『岐阜県の県土整備行政について』
岐阜県 県土整備部長
講師 :山 本 馨 氏
岐阜県では,「新たな『成長・雇用戦略』の展開」,「確かな安全・安心の社会づくり」「『清流の国ぎふ』づくり」の3つの柱を基本軸として,県政運営を行っている。その中で,社会資本整備は,産業振興や観光交流,さらには広域的医療を支える基盤として,あるいは災害に強い県土づくりや清流環境の保全などにおいて,重要な役割を担っている。
東海環状自動車道やリニア中央新幹線開業など将来を展望した道路ネットワークの整備をはじめ,防災・減災対策や社会資本の老朽化対策など県土整備の最前線の取り組みと,これらを進めるための岐阜大学との連携について紹介する。
2014.06.04
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