１８６３人が誇りを胸に，新たな道へ

　３月２５日（火），長良川国際会議場において，平成２５年度学位記授与式を行い，学部学生１３４３人，大学院学生５２０人が卒業・修了しました。

　本学を巣立つ卒業・修了生に向けて，森学長は「日本人はもっと諸外国を理解し，日本の理解者を多くする努力をしなければならないと考えます。社会構造は多様化し，変動が激しくなっています。日本の将来がどうなるかはあらゆる年代の課題ではありますが，ことさら，皆さん自身には大きな事柄だと思います。そのために，広い視野を持ち，強い人間であってほしいと願います。皆さんの前途が希望に満ちた明るいものでありますことを祈ります」との言葉を贈り，激励しました。

　【関連ファイルダウンロード】から学長の告辞をご覧いただけます。

　また，中部学院大学　古田善伯学長（岐阜大学卒業生）から祝辞をいただきました。

　在学生代表として，応用生物科学部の兒島孝明さんと医学系研究科の河村治代さんがそれぞれ，「忙しくも充実した，輝かしい未来を皆さんの手で切り開いていってください。私たち在校生も，先輩方が築いてこられた岐阜大学がより発展するよう尽力します」「私たちは，先輩方の物事を見る広い視野や考え方，１つのことを深く探究する姿勢を学ばせていただきました。これから先輩方は，専門的知識に秀でたリーダーとして，使命感をもって活躍され，社会に貢献されることと思います」と送辞を述べ，卒業生代表の地域科学部　西脇美緒さんと修了生代表の教育学研究科　DONG SI QINさんがそれぞれ「新しい道は，今までとは違い長く厳しいものになるでしょう。私たちは，岐阜大学で過ごした４年間で得たものを胸にその道を邁進していきます」「日本での数えきれない経験によって，自分自身が大きく成長できました。私たちは，大きな夢を桜に乗せて，春から新たな舞台への一歩を踏み出します」と力強く決意を語りました。

　この日は，在学期間中において，極めて優秀な学業成績を挙げ，高い評価を受けた学生１６名及び学術研究活動において，特に顕著な業績を挙げ，学界又は社会的に高い評価を受けた学生２名が学長から表彰されました。