岐阜大学長期インターンシッププログラム(GULIP)の開講式を開催しました
8月2日(金),岐阜大学長期インターンシッププログラム(GULIP)の開講式を行いました。
GULIPは,企業や公共団体等から与えられたテーマを,学生や大学院生がチームで取り組み,その解決案をともに考えていくPBL型(問題解決型)インターンシッププログラムです。これは,文部科学省「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に昨年度採択されたものです。
このプログラムでは,大学院生をリーダーに学年の異なる学生7人程度で1チームを編成,企業研修を1週間程度行い,課題について状況や問題点を把握します。その後,大学にもどってからは企業側担当者とメール等で連絡をとり,チームで解決策を検討,年内に中間報告,最終成果発表を実施,来年2月に報告書を提出して終了となります。このインターンシップを経て,参加学生は岐阜大学が提唱する専門職業人としての基盤的能力を習得することが期待されます。当初,30名程度の学生を予定していましたが,48名の学生が参加するなど学生の興味・関心も高く,岐阜県庁,岐阜大学及び企業等7団体が参加し,それぞれのテーマに取り組んでいきます。
開講式では,廣田則夫理事(教学・附属学校担当)の挨拶に始まり,GULIPを担当する廣瀬特任准教授の概要説明の後,参加団体の課題説明のプレゼンテーションが行われ,「タブレット端末が普及する中での企業のIT活用の在り方」,「社員間の情報共有の促進,社内コミュニケーションの活性化策」等が示されました。続いて,参加する大学院生,学部生代表の挨拶があり,最後に,佐々木実キャリアセンター長が「いつも成功するとは限らないが,失敗を恐れずにがんばってください」と締めくくりました。
続いて行われた懇談会では,学生達が課題に興味を持った団体や企業の担当者を囲み,インターンシップに限らず,会社の社風や職場の雰囲気について活発な意見交換が行われました。参加した学生は,「企業のプレゼンに圧倒された。あのようなプレゼンができるようになりたい」,「これからの活動が楽しみ。これをやったと胸を張って言えるものにしたい」とGULIPにかける期待を熱く話しました。
2013.08.21
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